厄介な壁

ー脱"朝シャワー"

通勤時、会社に着くまでに"朝シャワー(※)"を浴びたように汗だくになる。これを避けるべく、あれこれ考えだして4日目。この間、天気が降ったり曇ったりで気温がそこまで上がらず、汗だく出勤はたまたま回避できている。もっとも、小雨にやられてぐっしょり濡れた日もあったが。それはさておき、脱"朝シャワー"対策を着実に進める中、厄介な壁が立ちはだかる。

エスカレーター

脱"朝シャワー"チャレンジ4日目は、前回取り出した"汗かきポイント(※)"をどう汗をかかずに乗り越えるかが焦点だ。通勤中に必ず通る駅構内の長短計4カ所のエスカレーター、そして駅から出て乗り換えのために歩く1000m弱の緩い坂道を通るとき、いつも以上に神経をとがらした。

まずエスカレーター。短い3カ所のエスカレーターはいつも通り歩いて上るが、距離がわずかなので体温上昇は感じない。この程度ならば、わざわざエスカレーターは必要ないようにも見えるが、齢を重ねている両親のことを考えると実にありがたい配慮だ。バリアフリー万歳。

長い方は半分歩いて上って、残り半分はステップに乗って動かずに息を整える。どうにか身体の芯が熱くなるのを抑えた。時間にゆとりがある場合、長いエスカレーターは歩いて上らず、上のフロアにたどり着くまでじっと待つのが望ましそう。

緩い坂道

意識して汗だくポイントを通過し、エスカレーターより、むしろ、こちらの緩い坂道が難敵という実感がある。日陰を通るコース取りはチョロいが、ちょっとしたスロープのため、ピッチがどうしても早足になってしまうところが興味深い。無意識に勢いをつけたくなるのかしら。

ましてや通勤時。周囲の足も速い。競争するつもりはないが、どうしても周りのペースに巻き込まれそうになる。ピッチを敢えて抑えつつ、ただ上手く制御できずに、乗り換えの駅に着くころにはジワッと汗をかいていた。猛暑だったときのことを考えると恐ろしい。"朝シャワー"確定だ。

汗をかかずに坂道を通るには強靱な精神力が必要。高いハードル。

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