見出し画像

いつもと違う「七草の節句」

ーりすの独り言

一年の無病息災を願って七草がゆを食べる「七草の節句」(1月7日)ー。2021年のこの日は、これまでと違って切迫した感じが強かった。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、政府が8日から2月7日まで、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県を対象に、不要・不急の外出を控えるよう要請する「緊急事態宣言」を出したためだ。新年早々、どうにも窮屈でストレスフルな日々が再び始まる。前向きでいられる方法を急いで考えたい。

関連リンク:「七草がゆと母の思い出

緊急事態宣言。経済への打撃を考えて腰が重かった政府も、あまりの事態の深刻さに動かざるを得なかったということだろう。ワクチンが広く行き渡るのを待つ以外、事態を打破する手段がない状況がどうにも歯がゆい。

もはや、七草がゆを食べるのは、自分のためだけではいられない。今年の七草の節句は、奥さんをはじめ、実家にいる両親、義母らの健康も願いながら食べた。いつもと変わらない食卓の会話がわずかに心を軽くしてくれる。

22年は楽しい気持ちで七草がゆを食べたい。

(写真:不要・不急の外出を控える緊急事態宣言下の東京・銀座〈イメージ〉=フリー素材などを基にりす作成)

関連リンク:


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?