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モリタゼミ#2-2「MECE」

4/18(木)、今日のゼミはロジカルシンキング講座。
企業訪問に行く前の事前準備として、今回と次回の授業計2コマを使い、論理的に考える力を身につけるためのもの。

ゼミ生が企画した企業訪問だから、今回の授業は学生が前に立って司会進行。こうやって自分がやりたいことを企画、実現させている人をみるとすごいなって思う。
だけどなんかどこか他人事で、俯瞰して見てる自分がいた。
こういうところ直さないとなと反省から始まった。

今日のテーマは「MECE(ミーシー)」

けどその前に3つの思考法を習った。

①クリティカルシンキング(批判的思考)
「本当にこれでいいのか?」と前提を疑う思考法。
②ラテラルシンキング(水平思考)
「こうも考えられるよね?」と新たな視点で解決法を見つける思考法。
③ロジカルシンキング(垂直思考)
主張と理由、根拠を論理的に説明する思考法。
聞いてる人の頭に「?」が浮かばない。

どれも大切なもの。②と③は割と普段から意識しているけど、①はあまりやらない。
日常で前提を疑うところから始めるとめっちゃ時間かかるし全然進まない。割り切らないとやってられない。でも何かを創るときには、今あるものを、その前提を疑わないと新しいものは生まれない。
いざという時にクリティカルシンキングができるように前提を疑って考える癖をつけておかないと頭がどんどん固くなるなと危機感をもった。

あと、小さい頃のなぜなぜ期。「なんで?なんで?」って質問攻めにする好奇心は、そもそも前提がないところから生まれてるんだろうなと思った。
①②に関しては子どもって最強な存在じゃない??
なんかずれてる気もするけど、ふと浮かんだことこそ記録する意味があると思うからこのまま残しとく。ちょっと時間置いてから考えよ。

続いて「MECE(ミーシー)」について。
MECEとは「もれなく、ダブりなく」

・これはMECEでしょうか?違うでしょうか?
・MECEになるように要素に分解するにはどんな分け方がありますか?

この2つのクイズを通して学んだ。
楽しいけど難しい。始めはいくつかいい感じのが出るけど、だんだん2つに分断するだけになっていく。
「○○か、○○じゃないか」みたいな。それだと無限にできるし、やる意味ないよねっていう、、。
分かるけどダブったり境界が曖昧だったりとなかなかいいのが出なくなる。難しい。けど楽しかった。

あと、やることはMECEだけどそもそもの前提を疑う、クリティカルシンキングからやってる人がいておもしろいなと思った。
ちょっと論点ずれてるような感じもするけど、結局こういう自由な感じが今の世界を創ってるんだろうなって実感した。なんか急に壮大、、

最後に3C分析とか4P分析とかはMECEの考え方から生まれたものだと先生が言ってた。
今日初めてMECEという言葉を知ったけど今まで自分が勉強していたものの原点?だと知って感慨深かった。


前回と今回、note書いてて1つ気づいたことがある。
というか気になったこと。

・頻繁に「けど」って言葉を使うこと。

ここで気づいてから、話し言葉でも「けど」をしょっちゅう使ってることを初めて認識した。
認識して落ち込んだ。
もちろん違う意味、使い方もあるけど、イメージ的には逆接とか否定みたいな意味で、あまりいい言葉ではないよなと。話してて否定の言葉が先に出る人は苦手だと思っていたけど自分が言ってたかもしれない。

そのとき『舟を編む』っていうドラマを思い出して辞書を引いてみた。

(『舟を編む』は辞書づくりに奮闘する辞書編集部員たちの話です。話の詳細は省略しますが、私はすごく感動して原作を買いに行きました。作中の登場人物の語彙、表現の仕方、言葉の重みが、ものすごいんです。いろんな出版社の中型辞書を集めようかと思うくらい影響受けてます。でも辞書コーナー行って金額と重さを実感して踏み止まりました。お金があったら絶対買い占めてます。とりあえずおとなしく原作読みます。)

結果、作中で主人公が辞書を引いた場面と同じように、
辞書は私を肯定も否定もしなかった。
100%悪い言葉なんてなくて、全ては使い手次第。

文章を書くときはちゃんと読み直して、同じ文末を繰り返してるなとか、この言葉使い方合ってるかなとかって気になったところは調べて書き直したりしてるけど、話し言葉は直せるものじゃない。
自分が使った瞬間人に届く力を得るから、正しい言葉をちゃんと知って使おうと思った。

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