みき

……言葉がしゃしゃり出る。書かされているみたいに、墨を吸った筆先は走る。

みき

……言葉がしゃしゃり出る。書かされているみたいに、墨を吸った筆先は走る。

最近の記事

これだから……。

 いつぞやの脳内。  いつも通り予想通り。そんな通り道はないのに、閑古鳥のはずなのに、わちゃわちゃしている我が思考回路。  さて、キャラたちをどうしようか。  手掛けている(当時)作品。  ある二つの種族が戦いによって絶滅するのだが、一定の条件を満たせば両族は蘇生できるという乱暴な設定(主役がその種族に該当する)。 《……なんで、なんであんな展開にしたんだよ? まだ言えてなかったのに》  いまにも泣き出しそうな弱々しい声を、鼓膜が拾う。くぐもっていてもしっかりと聴こえ

    • ドーナツの穴は塞がなくていい。

       たぶん、おそらく、いや絶対。  私は気まぐれ·ウソつきな変化系か、短気·大雑把な放出系だと思う(分かる人は分かる)。  いやまて、単純(単細胞)で一途(執着·粘着質)もあるから強化系もアリか。←  となると、さらには理屈屋·マイペースもガッツリあるので操作系もイケる。←←  神経質。場合によってはあるが、そこまでは欲張りたくない。個人主義·カリスマ性はない。断じて。個人主義(ただの孤立)はあるが、カリスマ性は皆無なんだ。残念ながら。←何が?  そんなことはどうでもい

      • ・◯ぬのが怖い。 ・◯んだほうが楽だ。 よく触れる言葉だけど、反対に……。 ・生きるのが怖い。 ・生きるほうが楽だ。 を聞かないのはなぜだろう? 『◯のが怖い』は『生きるほうが楽だ』と、 『◯んだほうが楽だ』と『生きるのが怖い』は、ほぼ同格の意味合いになるのでは?

        • 『夢をあきらめた』ではなく、『夢が自分を見捨てた』。 夢とてバカではない。こちらの熱意は容易く見抜ける。だから見放す、見限る。 まだ待っていてくれるのなら、追いかける。

        これだから……。

        • ドーナツの穴は塞がなくていい。

        • ・◯ぬのが怖い。 ・◯んだほうが楽だ。 よく触れる言葉だけど、反対に……。 ・生きるのが怖い。 ・生きるほうが楽だ。 を聞かないのはなぜだろう? 『◯のが怖い』は『生きるほうが楽だ』と、 『◯んだほうが楽だ』と『生きるのが怖い』は、ほぼ同格の意味合いになるのでは?

        • 『夢をあきらめた』ではなく、『夢が自分を見捨てた』。 夢とてバカではない。こちらの熱意は容易く見抜ける。だから見放す、見限る。 まだ待っていてくれるのなら、追いかける。

          日本の扉は外開きなのは、土砂などの災害から守るためでもある。 人の心も外開き。開けば真っ先に光を浴びることができるから。浴びて良い。 内開きで扉の影に隠れる隙を、与えはしない。 ずっしりと重厚感ある扉。体力が要るけど、開けようとする気力も必要。 ※もちろん自戒です※

          日本の扉は外開きなのは、土砂などの災害から守るためでもある。 人の心も外開き。開けば真っ先に光を浴びることができるから。浴びて良い。 内開きで扉の影に隠れる隙を、与えはしない。 ずっしりと重厚感ある扉。体力が要るけど、開けようとする気力も必要。 ※もちろん自戒です※

          最近、本を読み込むようになったのは……。 ◆ほしい知識を得るためじゃなく、殴ってくれる言葉を探し求めているのだな、と感じた。 今のままじゃ、とことん腐敗していくから。 凝り固まった思考を砕かないといけない。

          最近、本を読み込むようになったのは……。 ◆ほしい知識を得るためじゃなく、殴ってくれる言葉を探し求めているのだな、と感じた。 今のままじゃ、とことん腐敗していくから。 凝り固まった思考を砕かないといけない。

          秋の夜長にAudibleはいかが?

           振り向けば“積ん読”が“気の読”に、恨めしそうに鎮座している。  ――――いつになったら、読んでくれるの?  そう、沈黙の訴えを醸し出している。  はじめまして、みきと申します。  以後、お見知りおきを。  さて、今回はですね、  このような症状はございませんか? ・人と話していても話題についていけない。 ・本を購入した情熱は、家まで保てず。 ・活字を追いかけると、睡魔に襲われる。 ・難しい言葉、読めない漢字で読む気が失せる。 ・なにより目が疲れる……。 ・それよ

          秋の夜長にAudibleはいかが?

          (仮)六花に抱かれて――

           寒さが厳しい年末。時はいつの時代だったか。最果ての集落に降り積もる雪は、辺りを真白に塗りつぶす。  吐息は白くなり凍え、身震いもする。  夜が明けるころ、東は茜色が藍色を押し上げていた。雪道をゆっくりゆっくりと慎重に、少年は少女を担ぎながら、歩を進める。  少女は病に臥せっていて、突然に「外に行きたい」とかすれた声で懇願してきた。言われた少年も同じく、流行病で、身体は倦怠感に襲われている。  ふだんからわがままを言わない少女の願いを、頼みを受け入れようと少年は、動か

          (仮)六花に抱かれて――