インテル入ってる??
皆様、お久しぶりです!
サボっていたわけではないですよ、、、
ブログからYOUTUBEに切り替えてやっていたのです!ちょっと内容とか変わって初心者よりの内容になっていますが、ぜひ寄り道してって下さい笑
早速やっていきましょう!!!!
今回は数年前の試合ということで、時空を超えて分析していこうと思います。
2011-2012 チャンピオンズリーグ
準々決勝2ndレグ
シャルケ 2 VS 1 インテル
(1stレグ 5-2)
45分 ラウール(シャルケ)
50分(モッタ) 81分(ヘーベデス)
試合映像
https://youtu.be/ExCGIVpGJFc
両チームスタメン
1stレグの結果を受けて、インテルは勝ち上がるには最低でも4-0以上で勝つ必要があった。試合に関してはインテルが終始ボールを持ち、シャルケは人数は掛けずにカウンター狙いで決着を付けようとする構図になった。
結果的にはインテルが試合は支配したにも関わらず、2-1でシャルケの狙い通りの勝利という結果となった。
特にインテルの攻撃は気になる点が多く、特に前半に関してはうまく攻めることが出来ない理由が明確に分かる攻撃だったのでそこについて言及していきたい。
■インテル 前半攻撃パターン
基本フォーメーションは4-3-1-2。
ボールを保持している際にはエトーが左サイドに流れて幅をとる役割、右はマイコンが高い位置まで上がって幅をとる役割を担っていた。
中盤に関しては3ボランチ的な振る舞いをしており、3人のうち誰かが、DFラインに入って3バックを形成し相手の2トップに対して数的優位を作り出していた。
前半に関しては、左に流れたエトーとトップ下のスナイデル、左サイドバック長友の3人で崩す意識が強かった。その為、攻撃の多くが左サイドからになっていた。イメージとしては、エトーと内田を対峙させることでカットインのシュートをメインにしつつ得点をとるイメージだったのかと思う。
ただ、インテルの攻撃には2つの問題点が明確にあった。(もっとあったかもしれないが……)
そこについて説明していきたい。
●問題点①
DFラインに3ボランチの誰かが下がって3バックを形成しながらビルドアップを狙うインテルだが、だれがどの時にどこに落ちるかが明確になっていなかったように感じた。下記画像を見てもらいたい。
画像から分かるように後ろの意識が強すぎて、バックラインで渋滞が起こっていた。
前に人数がいるから後ろで優位性が作れるわけで、的確なポジションにいないとシャルケ側も守りやすくなっている。
このこともあり、インテルはボールの支配はできていたのだが実際に点を取るまでには繋がらなかった。
・問題点②
前述した通り、前半は左サイドから崩す意識が強かった。ただここで、2つ目の問題点が出てきた。
それが、左で崩しても中で合わせる選手がいないことである。
エトーとスナイデルが左サイドに流れるということはその分、トップに出ていく選手が必要になってくる。その選手が誰もいない(たまにスタンコビッチがやっていたが)プラスで、ミリートもボールに寄ってきてしまっている。
前半はこれが何度も起きていた。
■インテル後半攻撃パターン
前半の問題点を受けて、後半に修正してきたインテル。中盤のスタンコビッチに変えてトップにパンデフを投入。フォーメーション4-2-1-3に変更。攻撃パターンも前半とは変えて、右サイドのマイコンを中心にした攻撃にシフトしていた。
中に人数がいなかった前半と比べて後半は3人は中でクロスを待つ様な狙いになっていた。基本は右サイドのマイコンからのクロスを3トップ+スナイデルの4人で飛び込む意識。
・問題点①改善
後ろの人数を減らすことで、渋滞の解消ができていた。
・問題点②改善
前述した通り、クロスに対して中に人数を揃えられている。
前半の結果を受けて、後半に修正したインテル。しかし、結果的にはシャルケの勝利という結果になった。戦術的には修正できたものの、クロスを多用する戦術に選手のキャラクターが合っていなかったことが一番の戦術の失敗だと思う。明らかにシャルケのDFの方が高さに分があった。
戦術というものは、大前提で選手の個性を生かすものである。やりたいサッカーをしたくても選手のキャラクターに合わないなら違う選択をする必要があるし、そこで選手に合わせた戦術をするのが良い監督である。それができていなかったのがレオナルド監督。
この試合に関して言えば、そもそも前半の選手のチョイスが4点取る気があるのかという疑問が浮かぶ。もっと前の意識が強い選手を並べるべきだったと思う。
最近はコロナの影響でJリーグも海外サッカーも中止になってますが、この時間うまく使って分析も上達できればいいなと思います。
この記事見て少しでも為になったり、サッカー見ようと思ってくれたら嬉しいです。ぜひYOUTUBEも見てください!(2度目の宣伝)
では、コロナに負けずにまた会いましょう!!!!
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