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カードと和解できました

ごきげんよう。
どうにも独りよがりが過ぎる
しろひつじです。

新聞を読んでいたら、広告欄にあるカルチャーセンターの『タロットの一日講座』のお知らせが目に入ってきました。普段、その辺りは気にも留めないのですが。

読み解き方の講釈があるらしく
「お持ちのタロットカードを持参してください」とあります。

その時が来たか。

そう思いました。
行ったことの無い場所ですが、開催日時に不都合はありません。
行動力の無いわたしには珍しく、すっと申し込むことにしました。
いよいよ、わたしのタロットカードと再び対峙するチャンスが巡って来たのです。

心を落ち着かせてクローゼットの奥から、何年もしまい込んでいるタロットカードを招き出しました。

「久しぶり。タロットの勉強をまたやってみようかと思って。自分のカードを連れてきてと言われているから一緒に行こう。よろしくね。」

何年も音信不通だった友人に、電話をするような感じ。
あの頃は、あんなに恐れていたのに
もう、怖いとは思いませんでした。

厚紙でできたパッケージは、経年劣化で糊が弱くなっていて、箱の形を保っておらず、使えそうにありません。
カードをお気に入りのポーチに詰め替えて、講座会場へ向かいました。

会場は、新聞広告のおかげで満席。
どうやら占いを本職にしている方が大半のような雰囲気。占い師同志らしいあいさつの会話がそこここで。
ちょっと場違いを感じます。
でも平気。

講義は少し難しかったですが、奥が深く、大変面白いものでした。歴史や背景なども学べ、どういう点に気を付けて読み取ればいいか、少し理解できました。
一緒に連れて行ったタロットカードも使ってみました。

もう大丈夫。
わたしはタロットを再び始められる。

わたしはもう一組、図柄の違うタロットカードを迎えることにしました。

見出しの写真は『世界』というカードです。
「これから」の事を思って引いたカード。
「その成りたい自分に成るべく、進んでいくがよい」と言われている気がして、前途は明るく感じました。

もう対等に付き合っていける。このカードと。
あなたは頼りにする仲間の一人ひとり。
わたしも勉強してちゃんと占える力を磨くから、これからもよろしくね。

以上今回は、私が一方的に因縁を感じていたタロットカードと問題なく付き合えるようになった、というご報告でした。めでたしめでたし。

今日はここまで。
読んでくださってありがとうございました。
皆さまも、疎遠になっている方に連絡とってみませんか?

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