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人生川下り

タイトルからテーマが大きいですね (;´Д`)
しがない普通の人間ですが小生のこれまでの日々での気づきをしたためようと思います。

人生は○○みたいだ

よく「人生はマラソンだ」とか、「人生は山登りだ」とか言われますが、「人生は川下り」でもあるなと感じるんです。

川の上流からゴツゴツとした岩が流れ、最後には大河に辿り着くといった感じ。

川:人生
岩:自分
滝・風:流れ
壺・他の岩・形状:出来事・試練など
大河:終着点

ゴツゴツとした岩が上流から流れながら、他の岩や壁にぶつかりながら下流に行くほどに丸みを帯びてくる。
私自身も様々な経験や試練や壁にぶつかりながら成長してくる。
傾斜が急なところでは流れが急に早くなったり、緩やかな形状のところではゆったりと流れたり。
時々滝つぼにはまってもがいてみたり、時々水草の中に隠れてみたり休んでみたり、時々鳥たちの休憩場所になったり、誰かに投げられて想いと違う場所に飛んで行ったり…。
そして最後にはゴツゴツとした岩もゴツゴツがなくなり丸みを帯びた石となって大河に辿り着く。
人生ってそんな感じだなーと思います。
大河というのは最期を意味するものではなく、人生において自分自身の大切なもの大事なものに気が付いた時を意味するのだとも思います。

足元を見つめたパリ

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国家資格を取り毎日が充実していたころ。
経験年数が上がるたびに新しい新人さんたちが入職してきて、やる気に満ち溢れたキラキラ輝いた眼をしている後輩たちを見るうちに湧いてきた感情。
「このままではすぐに追い越されてしまう」
当時を振り返ると「焦り」だったり「自信のなさ」だったり中堅と言われる年数に入ってきたころから徐々に感じてきた「このままでいいのか?」という自問自答。
なにか一つでいいから「強み」が欲しかった。
なにか一つでいいから「武器」が欲しかった。
ちょうどそのころに特番でやっていたあるテーマに心の奥底の何かがピンときた!「これだ!」と。
それは「リンパ浮腫」の特集でした。
その時初めて知った、「あー、私の祖母もこれだったのか」と。
そして祖母にしてあげられなかったことを学び必要な人に届けたいと。
それから猛勉強し資格を取得した。
そしていつしか本場で学びたいという気持ちが沸々と湧いてきた。
それから1年後に私はドイツに単独飛び立った。

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ドイツでの学びは約半年。
ドイツの病院に連絡しホテル航空チケットを予約しドイツ語もままならないままに渡独。
怖いもの知らずもいいところです…。
ドイツでの半年はとても刺激的なものでした。
いよいよドイツでの学びも終え帰国前の1週間、フランス旅行に行きました。
せっかくパリに来たのだからエッフェル塔に登ろうと。
エレベータではなく階段で。
展望台に到着しパリ市街を見渡した時にはじめて自分の足元を見れた感覚がしたのです。

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やっとここまでこれたかという充実感と6か月をやり切った達成感。
それが少しの自信につながりました。
帰国してからはリンパ浮腫外来の立ち上げや治療、そして講師業と新しい分野でたくさん経験をさせていただきました。
自信がなくても一歩一歩歩み続けていれば自ずと結果はついてくるということを教えられました。

思ってたんと違う

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なんだかんだと充実していた20代。気が付いたら30代に突入。
周りはどんどん結婚して子育てに入った同僚も…。
とある場所で出会った男性とついに結婚することに…。
子どもも授かりこれから暖かい家族を…と思っていたのですが…。
思っていたのと違った景色がそこにはありました。
泣きながら生後三か月の乳飲み子を抱えての家庭裁判所…。
三か月の娘を抱えて離婚…。
自己嫌悪にもなったし、産後鬱にもどっぷりつかったし、何もかも自暴自棄にもなったし。
だからといってそんな姿見せたくなくて強がってみたり…。
素直になれなかったな…このころは…。
やりたいことにどんどん調整していく人たちを見ながら、周りがものすごく輝いて見えた。
羨ましかった。
誰かと比べては落ち込んでの毎日。

そう勝手に落ち込んでいたんだよね。
でもね、こんなときって自分の心にも素直になれないし、ちゃんと聞いてあげられないし、もがけばもがくほどに落ち込んで悪循環で失敗もいっぱいしちゃって、だけど素直になれなくて欲張ってしまって…。
必死だったんだろうな…。
いまとなってはこの辺りから人生観が変わってきたなーと。
このころの経験が今後ウィメンズヘルスに関わるきっかけにもなりました。

心機一転のつもりが

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うつうつとした気分や環境を変えたかった。
ちょうどそのころお付き合いする人が現れて…。
一緒に県外(当時は四国に住んでおりました)に引っ越すことに。
転職先はとても魅力的な職場。
ここでやりたいことができるぞ、一から作り上げるぞ、ととってもやる気にい溢れていた。
だけどもお付き合いしていた方とは引っ越して1ヶ月ほどしてお別れすることに。
職場と言えば歓迎されていたと思っていたのは私の勘違い。
現場は求めていなかった。
とある資格を持っていたので人員要件が格上げされるというための募集。
職場はとってもアウェーであった…。
2歳半の娘と二人っきり。
親も知人も友人も誰も知り合いのいない土地で、土地勘もなく二人ぼっち。
距離感もわからず交通の便も分からず借りたマンションはそれはもう職場まではバスの乗り継ぎ。また職場に行く途中に保育園に寄るため大きな荷物をもって7時ちょうど出発のバスに娘と二人で乗る日々。
最寄りバス停から今度は自転車に乗り換え保育園まで送り迎え。
ある大雨の日、子供だけは濡らさないようにとカバーをかけ保育園に送り届けた後にハッと自分の姿に気が付いた。
雨で髪から足までびしょ濡れの姿…。
私はわざわざ苦労をしにここに来たのか…と情けなくなって悲しくなって雨とともに泣いた。
何しに来たんだろう…と。
大泣きできなかった。声も出ないほどに涙がポロポロこぼれ落ち地面に座り込んだ。
でも終わらせたくなかった。
本気で変わりたいって思った。
ここで逃げ出したら私は変わらないって思った。
どうしたらみんなに好かれるかではなく、自分と支えたい人にフォーカスして行動するようにした。

ゴツゴツが削られたいま

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 ◉ 相手にフォーカス

相手にフォーカスとは相手に合わせるとか、みんなに好かれるようにとかではない。

◉どうしたらみんなの役に立つか ◉自分には何ができるのか
◉みんなの困りごとは何か
◉私に出来て私にできないことは
◉相手に委ねよう
◉相手を知ろう

 ◉ 自分にフォーカス

自分自身が自分の事をどれだけ知っているのか?を今一度考えてみた。

◉わたしの心の声を受け入れる
◉わたし自身を知る(Positive/Negative)
◉わたしを褒める
◉わたしの強みや弱みを知る
◉わたしの価値感を知る
◉わたし会議をはじめる

 ◉ 様々な経験が角を削ってくれた

変わろうと思ってもなかなかそう簡単に変われるものではない。
だけれども川の流れのように身を任せ色々な景色を見るからこそ成長できるわたしがいる。
独りよがりだった昔。
誰かと比べていた昔。
自分を愛せなかった昔。
自分自身が成長することで見える景色が違ってくる。

未来は過去の積み重ね。
嬉しかったり悲しかったり喜びがあったり涙があったり愛があったり別れがあったり。
人生の中で感じる全てが「わたし」を強くする。
自分を愛そう。
自分の心の声を聴こう。
自分に素直になろう。
未来をデザインできるのは私自身。

自分自身を変えたいって思った時に一時的に何かを始めたり行うことは結構ん単にできたりします。
ただ、それを意識し続けて継続するってことはなかなか難しかったりします。
でもそれを繰り返すことによって私自身が少しずつ少しずつではあるけれど確実に変わってきます。
意識が変わると行動が変わり、行動が変わると習慣が変わり、習慣が変わると性格が変わり、性格が変わると人生が変わります。
そのためにも「わたし会議」をほんの少しでもいいので取ってみてください。
わたしは十分頑張っている。
わたしは充分輝いている。
わたしは充分素敵です。
自分自身を愛でてあげましょう。
私は唯一無二の存在です。
あなたの良いところにたくさんさくさん目と心を向けて自分を褒めてあげてください。
あなたの心に大河を作り受け入れてあげてください。
そしてみんなの大河にあなたという素敵なエッセンスをプレゼントしましょう。
わたしたちは日々史上最高の自分を更新中なのです。

自分に無理せず持続可能な私を目指しましょう♡



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