詳細な結果が出た。

精密検査の二日後、病院に呼ばれました。正確には、自宅療養がしんどすぎて入院させてくれって相談したら、来いって言われたまでです。この時には、遠くに住む母も来たので一緒に病院へと向かいました。その時についでに精密検査の結果も開示されることになりました。白血病の中にもいくつか種類があるのですが、ざっくりといって急性骨髄性白血病はかなり重く、慢性骨髄性白血病はそれと比べると軽いものです。

結果としては「慢性骨髄性白血病」でした。あまりにもさらっと言われたので、一瞬耳を疑いましたが、「まあ慢性で間違いないでしょう。」って感じで言われました。その後治療の方針とか、一旦入院しましょうとか、色々言われたんですけど、すぐに忘れてしまいました。何より「慢性」だと。

自分にとって救いの言葉そのものでした。話を聞きながら、目頭が熱くなるのがわかって、それを堪えながら話を聞きました。病室を出て、廊下のベンチに落ち着き、母と「良かった。」って話し合っていると涙が溢れました。母も自分も我慢していたのですが、先に私がこらえきれなくなって、それを見て母も我慢ならないという様子でした。10年以上ぶりに母とハグをしたと思います。それくらい、苦しい中で、それでもまだ大丈夫と思える検査結果でした。

ただ、もちろん高熱が出ていて、白血球数が異常なのは変わらないので、ここから大変な時間が続きます…


楽しく生きるために大切に使わせていただきます。