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アーティストとして一風変わったクラファン始めます(始まりました)。


こんにちは〜、アーティストユニットWHOLE9のhitchです。

今回の投稿では、僕が所属するアーティストユニット「WHOLE9」についての自己紹介をします。


理由は①noteでは書いてなかった(驚き)のと、②クラウドファンディングに6/30〜8/10の期間挑戦中なので、改めて僕たちが何を楽しみに活動していて 今後何をしていきたいのか、を知ってもらえたらなと思います。
なので今回はクラファンを期に最近 僕たちのことを知ってくれた人たちに向けての内容になります。

クラファンの記事はこちらです。
https://camp-fire.jp/projects/view/296786 



ざっくりと企画を説明すると、①全国を対象に描いていい壁を募集②集めたお金で壁画を描いて③発表会をしようって企画です。

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昨今のネガティブな世界で、少しでもみんなで元気になれることがしたいなと思って企画しました。


では今回の記事の目次です。
導入/目次
自己紹介[WHOLE9の活動]
自己紹介[ソロでの活動]
これまでの活動
 赤貧ガリガリ編
 仕事バリバリ編
 海外ゴーゴー編
 今後どなしよ編
投稿の目的
その動機
まとめ


自己紹介[WHOLE9の活動]

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WHOLE9-ホールナイン-
僕たちWHOLE9は僕hitchと相方simoから成るアーティストユニットです。2007年に大阪の美大在籍時に結成し、生計を立てています。ライブペインティングやミューラル(壁画)制作を主な創作活動とし、これまで13年間2人で1枚の絵を描いてきました。僕hitchが写実的なモチーフを描き、simoが抽象的な描写を描く、といったように担当わけがあり、その組み合わせでどんな大きな絵も描いています。

ライブペインティングとは、フェスやクラブイベント、地域のお祭りといった、とにかく人が集まる場所において、そのイベントの時間内に絵を0から描き初めて完成までもっていく、というもの。おそらくこれを読んでいる方も見たことがある人も多いのではないでしょうか。
ミューラル(壁画)とは、ライブペイントと比べると時間制限がもっと緩くて、屋内外問わず描かれる大きなサイズの絵のことです。海外では観光客誘致の側面もあるため、各国で"Mural(壁画) Festival"として催されたり、日本でもそうした動きは徐々に活発になって来ていることを感じます。


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よく聞かれる「2人でどうやって書くの?」「大きな絵って大変じゃない?」については、「2人で描いた方が早いし楽しい、大きいから楽しいんだ、とにかく楽しい」と思っています。
*これを期に始めるインスタライブで質問受け付けています!この記事を読んでて疑問に思ったことがあればコメントでもライブでも是非質問してくださいね。


自己紹介[ソロでの活動]

ちなみにユニット以外の個人でも絵を描いてます。

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hitchアーティストコレクティブSOULFLEXのメンバーでもあり、音楽関係ではSIRUP,SOULFEX,PUNPEEのアートワークを手がけたりしてます。メルボルンに制作拠点を移して活動を始めたところでしたが、今年3月にコロナの影響で帰国しました(経緯は過去投稿にまとめています)


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simoはペイントユニットKAOMANGAIにも所属してます。 ソロではIndeedのオフィス壁画やアッシュ・ぺー・フランス主催のトレードショー’ROOMS’でのライブペイント自身の地元ラジオ局 FM大分の30周年記念ビジュアルを担当するなど様々なシーンで活躍しています。


これまでの活動

過去13年間、マジでずーーーっと大きな絵ばかり描いてきました。
*あ、手っ取り早く作品やバイオグラフィが知りたければウェブサイトにまとめてあります


◆赤貧ガリガリ編

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そもそもの結成理由は...何でしょうね。結成当時ライブペインティングがすごく楽しそうだったのと、絵でメシが食いたかったんだと思います。美大1年目に遊びの一環としてはじめたんですが、先生に「絵でメシ食うのは無理だよ」と言われて「俺たちのやり方ならいけるんじゃない?」と、当時から楽観的で野心的でした。

実際キャリアの初期は何から始めていいか分かりませんでした。やった事といえば、知り合いの先輩を伝ってクラブで絵を描いたり、凄い人や偉い人に無鉄砲にメールして。作りたての名刺を持ってアメ村の店を回ったこともあります。描く準備をして行ったのに、土壇場で断られたりもしました。

そんな日々は不安定だったけど、ちゃんと楽しかったです。「どんな絵がかっこいいか」とか「来年はこれを達成しよう」とかってのを、ああでもないこうでもないって朝まで話し合うのは、僕は大好きだったので


それで結成から7,8年ほど経った頃、ようやくこれ一本で食えるようになっていました。
人から「無理」って言われたりもしたけれど、僕たちなりに頭を使って足を使って手を動かせば、友達は応援してくれるし、周りの先輩も助けてくれる、ご新規で依頼を頂けるまでになりました。嬉しい。その内の多くは今でも関わりのある、尊敬できる先輩や社会人の方々です。


仕事バリバリ編

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食えない頃から食えるようになるまで、とにかくたくさんの場所で描いてきました。
ライブペインティングでは RadioCrazy(FM802)/RainbowDiscoClub/XFlag(旧mixi)/などのイベント/音楽フェスや、
AdidasJapan/AmazonJapan/HeinekenJapan/MINIJapan/PerrierJapan/UniversalMusicJapanといった企業のPRなど様々
イベントでのパフォーマンスは開放的だし、沢山の人が話しかけて来てくれるから大好きですね。

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ミューラルではIndeed Japan/Ibis Japan/Pullman Japan/PnG Japan/といったオフィスやホテルに壁画を描かせてもらったり、SPINNS,EmpireEnt US(XXXtentacion)みたくお店の新装開店や、企業のPRで壁画を描いたり。
ミューラルは時間をかけてじっくり描けるので、ノンストップで10時間描いたりもしばしばですね。


海外ゴーゴー編

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近年では海外での活動を増えてきたのも有り難いですね。
もともと海外のストリートカルチャーに強く惹かれて始まった活動だったので、外国の企業からオファーをもらえるのは嬉しいです。USの不動産会社からの依頼でアリゾナまで描きに行ったり、上海での音楽フェス出演や、台湾のミューラルフェスティバル、メルボルンでの壁画制作も楽しかったです。
海外での一番の驚きは、とにかく壁画の量が圧倒的で街中にありふれていることでしょう。そしてその目的はシンプルに「自分の街に絵があると綺麗だから」ってことでした。絵を描いていて「街を明るくしてくれてありがとう」と言われた時は心底嬉しかったです。


◆今後どなしよ編

食えるようになってからは目標が変わりました。描くことが結果的に「誰かのためになればいいな」って思ってます。
(綺麗事は好かんので丁寧に書くと、)僕は自分の絵が好きで、いつも美しいものやカッコいいものを描こうとしています。で、それは本来自分のために絵を描いてるだけで楽しいんですが、それが結果的に見てくれた人や街をポジティブに出来たらいいなって思ってます。
絵を見た先輩をアッと言わしたいし、後輩の背中を押したいし、その街に住んでいる人に上を見上げさせる美しいものが描けたらなって思っています。
壁画の特徴って「デカイこと」だから、その景観がコミニティを豊かにポジティブにすることって、その絵の最大の薬効だと思うんですよね。



長くなりました。
今回のクラウドファンディング企画はこのような歩みを経た末に考案したものです。
今のこの状況はどうにも閉塞感があって辛いです。ほんとヤになることが多いし、その多くはやるせなくって行き場がない。
何か明るいニュースが欲しくて、僕たちの能力を生かして楽しんでもらえることが出来たらなと思って企画しました。


もしこの投稿を読んで興味を持ってくださったら①クラファン記事のシェアか②興味がありそうなお友達に伝えてください
さらに良ければ❸描ける壁をご存知だったら教えてください❹企画へ投資して頂けると何よりの励みになります
https://camp-fire.jp/projects/view/296786
(実際とんだ長いプロモーション記事になってスミマセン笑)


今後クラファン期間中は毎週1回程度の投稿ペースで、僕たちや企画のバックグラウンドが伺える投稿を行なっていきます。どうぞ温かい目でご支援をお願いいたします。


#campfirejp #crowdfunding #クラウドファンディング #CYC #ColorYourCommunity


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