「子供とペットが嫌い」嫉妬してしまうCさんのお悩み
こんばんは!
WhyWhyカウンセラーのふぁーこです!
きょうはお悩みをくださった方がいるので、いっしょに考えてみようとおもいますー!
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40代 女性 Cさんからのお悩み
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ふぁーこさん、こんにちは!
先月無料カウンセリングを受けたCです。
カウンセリングでは心に占める割合が大きい悩みから相談するため、
時間内では相談するに至らないランキング7位くらいの悩みを相談させて下さい。
私は赤ちゃん、動物(ペット)が嫌いです。嫉妬してしまいます。
純真無垢、本能のまま生きて、
太ってても可愛いと言われTPO関係なく泣きわめいても許されますよね?
泣くとまわりが不快の原因をなんとか取り除こうと必死になりますよね?
そういうのにイライラしてしまいます。
赤ちゃんなんだから当然!私も産まれた時は同じだったというのは百も承知しているし、
見かけた瞬間は「可愛いっ!」と思うのですが
しばらくすると苦しくなって目を背けてしまうのです。
どんなに願っても赤ちゃんには戻れないし犬にも猫にもなれないから
余計羨ましくなるのかな?
無理に赤ちゃん大好き!になれなくてもいいのですが、
せめて嫉妬しないようになるにはどうしたらいいでしょうか?
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こんばんは〜!
ご相談くださって、ありがとうございます!
嫉妬の感情って、なくなったと思っても次から次に無意識に出てきたりして、
忘れたいのに忘れられずにずっと心を占拠してきてイヤですよね。
でもまずは、そっちに行く前に「嫌いなことを嫌い」と言えたことに拍手を送りましょう〜!
嫉妬してることを自分で気づけたことに拍手を送りましょう〜!
自分の中にある感情に、目を向けられたって素晴らしいことだと思うんです。
イヤな感情を見ないこともできたのに、向き合おうとしたその勇気に拍手です!
まずはそこを、自分で自分を讃えてあげてくださいね!
Cさんは、とっても素直で、がんばりやさんで、一生懸命です。
だから、こうして悩むんだと思います。
嫌いなら嫌いでいいじゃん、と思わず、
嫉妬してイライラしたりしてもなかったことにしない、とってもピュアで正直な方です。
そこを、自分で「よくがんばってるね。エライエライ」と褒めてあげてほしいのです。
そして、ふぁーこが気になったのはCさんの嫉妬の対象が
赤ちゃんを注意したりペットをしつけたりする側(自立している側)ではなく、
赤ちゃんやペットというような、頼らないと生きていけない側(依存している側)というところです。
もちろん、それが良い悪いというはなしではなくて、
どうしてCさんはそっちに嫉妬するのかな?とかおもったときに
依存する側に、なにか自分では得られなかったものや、ほしかったものがあるのかなぁと思ったのです。
赤ちゃん(または飼われているペット)は誰かに頼ったりもたれかかったり
依存しないと1人では生きていけない依存状態です。
でもガマンすることなく(というようにガマンしてる人からすると見える)、
泣いたり騒いだりして、なおかつそれを受け入れる人たちがいることが許せない。
それは、もしCさんが依存状態のときに(小さい頃などに)
依存状態でも「いいよ」「そうだよね」「ガマンしなくていいよ」という許可が出されないと、
ずっとその気持ちをガマンしてきたことになります。
そんなCさんが、依存している(赤ちゃんやペット)を見ると、
「私はこんなにガマンしているのに」
「私はああいうふうに受け入れられかったのに」
「私は泣かずに頑張ってきたのに」
というように、自分のガマンしているところや褒められたかったところを思い出させられるので、
嫉妬したり悲しくなったりイライラしたりするのかな、とおもいます。
「泣いたり騒いだりしたらいけない」
↓
「泣いたり騒いだりすることは迷惑なこと」
↓
「迷惑なことをすると怒られるor嫌われる」
↓
「嫌われると愛してもらえない」
↓
「嫌われるはずなのにあの赤ちゃんは泣いたり騒いだりしている」
↓
「騒いだりしても嫌われてる様子がない」
↓
「自分にはそうならなかったのにズルイ」
つまりそれだけ、依存時代(頼らないと生きられない時代)に、
ガマンしてきたし、貰いたいもの(愛や言葉)を素直に言えずにいたのかもしれません。
そんな自分が、赤ちゃんやペットに嫉妬してるとしたら、
なんて健気で、 一生懸命で、親への愛に溢れてるんだろうと思いませんか?
誰だって親に嫌われたい人はいません。(生まれてくるときは)
でも、小さいころは親に嫌われたらどう生きていったらいいかわからないから、
嫌われないように(怒られないように)子どもは一生懸命になります。
その一生懸命さと、健気さがあるのに、
親がそれを抑えこんだり、子どもの意思を尊重せずガマンさせてきたのだとしたら、
今大人になっても怒りとさみしさと悲しさでいっぱいになってもおかしくないと思いませんか?
だから、まずはCさんがここまで一生懸命生きてきたこと、
赤ちゃんやペットに嫉妬するくらい、ガマンしてきたことを褒めてあげたいのです。
「わたしも無償の愛がほしかった」
「なにもできなくても愛してほしかった」
「わたしの意見を聞いてほしかった」
「泣いても喚いても怒らず理解してほしかった」
「右も左も分からない私をただ助けてほしかった」
「ただ愛してほしかった」
こういう思いを、素直に言葉に出して言ってみてほしいのです。
もちろん、嫉妬の対象の赤ちゃんやペットを見たときに
嫉妬の気持ちや怒りやさみしさを感じたときでもかまいません。
「ほんとうはわたしもそうされたかった」
なのか、
「⚪︎⚪︎するなんておかしい、ズルイ」
なのか
「嫌い!もう見たくない!」
でも、どんな感情でもいいんです。
その感情を自分で感じとれただけ、感情は軽くなっていきます。
「感じちゃダメだ」
「そう思ったらダメだ」
そうやってガマンすると、また溜まって苦しくなります。
だから、どんどん怒りも嫉妬も感じた分だけ、
思いっきり感情を出すことを許可してあげてください。
Cさんは、とっても素直な方です。
そして、人と自分のためにがんばれる人です。
Cさんは、親を許すのではなく、素直な自分を許してあげることなら、きっとできるはずです。
もし嫉妬して苦しくなったら、
「それだけずーーーっとガマンしてきたもんね」
「いい子にしないと愛されないかもしれなくて恐かったもんね」
「わたしだってただ抱きしめてほしかったんだよね」
と、自分が自分の一番の味方でいてあげてほしいのです。
一度自分の味方になってあげると、自分で自分の気持ちを認めてあげたことになるので、
嫉妬したときにすべてを否定の言葉で「イヤだ、ダメだ、キライ」と唱えたあとでも、
肯定の言葉をココロに届けてあげることができます。
嫉妬したときはまず怒りや悲しみ、ガマンしてきたことを嘆いたり怒りにして怒ったあとで、
自分で自分に
「ガマンしすぎじゃ~ん?」
「ガマンしてきてとってもエライわ~」
「ほんとがんばってきたよね」
「嫉妬するくらい、愛を求めていたんだよね」
「よしよし、エライエライ」
と自分が自分の味方でいられるよう、ココロで唱えてあげてください。
もちろん、怒りを出しきらないとなかなかそこに気持ちが切り替えられないかもしれないので、
怒りは怒りで、どんどん出すことをおすすめします。
怒りや感情の出し方は、先日紹介した「自分と向き合うしりとり」がおすすめです!
それでも「やっぱりムリかも~」と思ったら、またふぁーこにご相談くださいね!
いつでも、ムネを広げてお待ちしています!
それではきょうも、餅をついたらうさぎが集まってきたようないい夢をみましょう~!