今週の振り返り(2022年2月4週目)

ドライブ・マイ・カーを見てきた

今年のアカデミーにノミネートされて話題となっている「ドライブ・マイ・カー」を見ることとなった。

賞レースで注目されるというからせっかくなので見てみたいと感じるのは私だけではないかもしれない。

内容としては、チェーホフの戯曲と現実の物語をクロスさせた重厚感のある物語となっていてとても見ごたえがあったと思う。

人の死、そこからの後悔に苛まれる主人公の姿から「目を背けたくなるような辛い出来事があっても、生きているものはそれでも生きていかなければならない。」そんなメッセージを読み取れた。

コミュニケーションは難しい

私は小心者ではあるけど、特に立場の強い人へのコミュニケーションでは、なぜだかビビってしまう。 

特に私が働いている現場では、お客さんとの上下関係がかなり厳しいときもある。

特に先生という立場にいる方々には、自分の浅い知識ではごまかしが効かない。

人に反論されるのが怖くて、なかなか言うべきことを言えないことが苦々しくもあった。

でもそれって結局自分で勝手にそう思っているだけなのかもしれない。

コミュニケーションの基本は、相手と対話しながら知ることであって、始めからそれをシャットアウトしては何も始まらない。

自分に意識を向けるのではなくて、相手に意識を向けるということを改めて意識していきたいと思う。

最後はパッション

日曜日の情熱大陸を見てとても感動したので最後にそれをまとめたい。

今回は婦人科医の金尾先生の登場回。
子宮がんの腹腔鏡手術のパイオニアらしく困難な手術を可能にする神の手を持つ医師であるということ。

しかし先生は外科手術の腕よりも「パッション」ということにこだわる。

つまり患者さんが良くなってほしいという思い。患者さんの未来まで考えて手術される姿勢にとても感銘を受けた。

どんな思いを込めて仕事をするか?どうあってほしいという気持ちがこめられるか?案外結果が左右されることってそういう気持ちの部分なのかもしれない。

こういう方になら患者さんも託したいと思えるのだろう。

最終的には、スキルよりも人間性の部分なんだと改めて思った。

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