今週の振り返り(2022年4月最終週)

振り返りのフレームワーク

最近会議などが多くなってきているが、自分の意見を整理できず中途半端な伝え方となっている。

そういったことを整理するため過去に使用していた振り返りのフレームワークを活用することとした。

それはY(やったこと)W(わかったこと)T(次にやること)。

それぞれの頭文字をとったYWTというフレームワークだ。

仕事にて活用するフレームワークとしては、K(よかったこと)P(悪かったこと)T(トライすること)の頭文字をとったKPTというフレームワークもあるようだ。

しかし、あくまで個人の振り返りとして整理したいので、YWTを今回活用することとした。

今週やった主なこと

  • 会議(教育プログラム策定・次期リーダーとしての取り組みを考える)

  • 研修会講師

  • 通常業務

分かったこと

  • 教育を始めるファーストステップの考え方において若手と中堅ではギャップがありそうだ

教育体制についての会議の中で、業務をやりながら仕事を覚えていけばいいと思っている中堅どころ(主に私)とある程度の知識をしっかり補充した上で業務に取り組んだ方よいと思っている若手の皆とのギャップがあることが分かった。

なぜそうなるのか?おそらく中堅どころは、最初の段階で扱っている商材のことはわからないが、それを埋めていくための行動はわかる。配属された時点である程度の社会経験はあり、仕事の進め方をどうしていけばよいのかを体験的に知っている。
つまり「知らないことを知っている」から知ろうとする努力ができる状態なので、業務をやりながら覚えていくことができるのだろう。

しかし若手の皆は、入社時点でそもそも社会に出たことがない子たちであり、学習経験はあっても仕事をどう進めていけばよいかはわからない。それでもコツをつかむのが早い人は、業務をやりながら何とか仕事を覚えられるかもしれない。しかし一般的に入社してすぐの人たちは、我々が体験的に知っていることをそもそも「知らない」。つまり「知らないことを知らない」。

若手のある社員が「自分がわからないことが、わからないんです。」と言っていた。

だったら聞きに来いよ。というのは結局我々的な価値観の押し付けであるのかもしれない。特に私などは情報は「自分で動いて取得するものだ」という考え方が根強い。

私も最初の段階でそれは不親切であるから、情報の置き場などは教えてあとは本人の自主性にお任せしてはいるのだが。「見ておいてね」というのは、逆に若手の子たちにすれば、不親切となってしまうのだろう。

とはいえ知らないという状態はさすがにまずいので、まずは最低限知るべきこと教えて、徐々に学習意識を高めてもらうという方向性で会議は決することとなった。

若手の皆には、こちらの至らなさによる現状の不満などはあるだろうからそれを今後の教育に活かしてほしい旨を伝えることにした。

  • 準備は大切だ

研修会講義は先週も実施したが、先週の講義が定員オーバーということになったことから、それに漏れた方たちのため実施することとなった。

基本zoomを使用したwebの講義であり、先週は当日PCの画面でどう話すのか?までシュミレーションをしていなかったので混乱してしまったのが反省点としてあった。

したがって、次の機会までサポートしてくれる方と当日どうするのか?を細かく打ち合わせを行った。また当日はPCの画面でどう話したらよいかを実際にシュミレーションを行い、原稿を置く位置やwebカメラの位置を確認し、webカメラを向くタイミングをどうするべきかまで考えて挑むことにした。

そこまでやれば、当日どうしたらよいか?という不安も解消され、webカメラも時々見ながら進めることができた。

しかし会議では、資料は準備したもののどういうことを伝えればよいかを準備する時間もなかったため、いまいち皆に自分の考えが伝わらないもどかしさも感じた。

私としては教育について、新人のレベルを測定するうえである程度の基準、いわゆる物差し的なものが必要だと伝えたかったのではと思った。
しかし会議当日は、よく分からない表現を使ってしまったので、誰にでもわかる表現で話すべきだとの教訓を得た。

今後取り組むこと

  • 後輩社員との接し方

自分の価値観を押し付けず、まずは傾聴を意識する。
ただ聞くという意識をもって接する。
また時より彼らの言葉の真意を把握するために、質問したりしながら会話を深めるようにする。そうすることで、より安心して話してもらえるようにしていきたい。

  • 伝えたいことを明確にする

会議では時間も限られているからこそ、本当に伝えたいことを、短い言葉でも伝えられるように予め準備して挑むこととする。





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