八咫烏シリーズ

知りあいが多い私、いろんなグループの仲間たちと会うのはもちろんだが、毎日のようにLINEで交流している。その中の優雅なマダムグループの人たちには、いつも感心している。
1人が阿部智里の「八咫烏シリーズ」にはまっていると書いてきた。すぐさま別の人が原田マハの「板上に咲く 棟方」を読んでいると書き、もう一人が原田マハは全部読んだと。そして瞬時に、伊岡瞬や夏川章介、近藤史恵など、次々に好きな作家の名前が挙がった。みんなすごい、読書家だ。寝る前に数頁しか読まない、と謙遜するけれど、継続して読んでいるなんて尊敬してしまう。
私はどうだ。本好きではあるけれど、そんなに読んでこなかったし、昔から寝る前には絶対に読まない。文章を読むと頭がさえて眠れなくなってしまうタイプなのだ。最後まで一気に読んでしまわないと気が済まない。読書タイムイコール、移動の電車の中、もしくは、時間つぶしにあちこちの本屋さんに立ち寄って、話題の本を手に取り立ち読み、拾い読みする、それだけで読んだことにしてしまう傾向がある。本当の読書家とは言えないな。
LINEに登場した「八咫烏シリーズ」に反応した私、かつて古事記や日本書紀など古い日本文学を学んできたはずの私は、思わず神話的八咫烏のウンチクを述べてしまった・・・。そもそも、神武天皇を先導し、日本国を作っていったのが八咫烏で、それをベースにしたファンタジー小説ですね・・・なんて、知ったかぶりみたいでごめんなさい。ちゃんと読んでないのに・・・。

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