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田園都市日記 in London⑩(2023/6/18)

本日はこの旅3回目のアンティークフェア開催日、でもステイ先から車で20分と近場、アレクサンドラパレスへいってきま~す。写真はパレスの威容、右端の塔はBBCのアンテナ。
業者用早め&お高め入場券で8:30開場の予定、余裕をもって到着したのですが、駐車場はがらがら!?
この時点では「毎日曜日の開催で目新しい商品が毎回あるわけでもなく、個人客中心の地元フェアだから?」と自身をなだめつつ、入口でガードマンに質問したところ、「今日はそんなフェアが開催されるとは聞いていない。」との回答。
途方に暮れて高台のテラスから眺めたロンドンの中心街並みが以下。

11月にはここの夜景を花火が彩る

気を取り直して地元民と思われる女性に質問したところ、「バイトじゃなくガードマンの主任に聞いた方がよい」といっしょに主任のいる丘の中腹まで数百メートルもご案内いただけました。
主任曰く「アンティークフェアは毎週末ではない。年4回開催」と。ネット上では日曜日としか記載がなく、かってに毎週末開催と思い込んでいたのでした!後日調査では次回の開催は7月2日(日)。
ご案内いただいた女性に丁重にお礼を言って、さて、この旅で2回目の大失敗にどうしたものか…”!”、以前、在英邦人Mさんのユーチューブで第3日曜日開催の郊外アンティークフェアを見たことを思い出しました。

ロンドン・バーネットからは1時間弱、セントオルバンスはSt.Albans大聖堂で有名な街、かつて週末に家族で何度も訪れたことがあります。さっそく目的地にバンを走らせフェアの開始時刻9:00すぎに到着。
ハイストリート200m程度に店を連ねており、それほど大きな規模ではないもののミッドセンンチュリー関連中心に釣果は大当たりでした。こっちにきてよかった~Mさん、ありがと~。

始まったばかりで閑散としているが・・・昼前には混雑
ハイストリート南端の名所クロックタワー

せっかくなので懐かしい大聖堂も観光。
私の個人的な感想ですが、ここの大聖堂は建物の安定感、周囲の緑地との調和、内外装の保存状態が素晴らしく、ヨーロッパ一美しいと思います。

タワーは小さくとも美しく存在感の大きなファサード
厳かな礼拝所と美しいステンドグラス、シックなシャンデリア
尖塔天井の文様、各王家とバラの家紋

今日はバーネット最後の夜、民泊のホステスさんが出身地のアフリカ料理をふるまってお祝いしてくれます。その前に二人で自宅から徒歩10分のアロットメントガーデンへ小雨の中収穫に。いわゆる家庭菜園でロンドンでも人気があります。インドの影響も大きそうな多種のスパイスで自家製野菜と料理用バナナ(甘くない)を味付けしたアフリカ料理は新たな体験であり、世界の広がりを改めて実感しました。もう一人のインド人ゲストが仕事で途中参加となり、ほとんど二人で昔話をしましたが、日本では聞けないような話に旅のすばらしさを再認識できました。僕はいつから旅に出かけなくなっていたのだろう…

明日はバーネットをたって、この旅最大の目的である英国南部アーディングレーの国際アンティークフェアへ向かいます。


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