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工場勤務の友人の生き方

年末に地元の北海道に帰省した。

知人が地元の工場で荷物の仕分け作業をやっている。20代後半で7年ほど勤務。仕事は深夜作業になる。

IT企業に務める人にとって「異文化」となる人たちについて記事を書いて行こうと思います。マガジン名は「TECHと異文化」です。

今日の記事で言いたいことは

まとめ
クラスターを意識して話そう
これまでの方法ではテクノロジーは届かない
時間を消費したい人と時間を短縮したい人に二分化される


夢はないが満足している

彼は学生時代運動神経抜群でスポーツで実績を出していた。勉強はやってこなかったが、とてもキラキラしてた。

そんな彼にやりたい仕事や夢はあるかと聞くと、彼はないと言った。旅行もいかないし服も車も買わない。それでも彼は生活できているだけで十分だという。

結婚したいけど、普通の人と時間が合わないからできない。改善策を考えたり、仕事を変えたりすることはリスクが大きすぎるという。

生活感覚

彼はコンビニとスマホとギャンブルで生活が成り立つという。コンビニで買うのは弁当とタバコ飲み物だけ。スマホゲームの課金は毎月数万円かかっているのにSwitchやPS4は高くて買えないという。

バックボーン

彼はとても繊細だった。
勉強をしてこなかったコンプレックスと信頼していた彼女に浮気されたことから立ち直ることができない。
挑戦することよりも不安が大きく楽なほうに流されていると自分でも自覚している。

テクノロジーは届くのか

このような考え方の人は一体どれくらいいるのだろうか。

IT企業に勤めていて、みんなが話題にしていることであっても、あるクラスターの中では全く認知されていないことを知らないといけない。

彼はPayPayはなんとなくしか知らない。メルカリは知ってる。GAFAの各社はわかるけどBATは何も知らない。

彼の生き方は生活費がかからないので、仕事がなくなったり、働けるうちは幸せなんだど思う。

便利なテクノロジーを世の中に出してもそれだけでは彼に届かない。
彼の周りの人達が使ってないと自分から情報を取りにいったりはしない。認知だけならできるけど、体験を促すのはとても難しい。この層まで届けるには彼の業務で必要な状況を作るとか地方の隅々まで営業員を用意するとか、パチコンやスマホゲームで体験させるかしないと厳しいと思った。

暇つぶしになる時間を消費したい人と便利で時間を短縮できるものを求める人に二分化されていくと思った。

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