見出し画像

「さっきは無理するな」って言ってたのに、「全力で呼吸」って、どっち?

ヴィム・ホフ・メソッド基本呼吸法はControlled Conscious Deep Breathing (コントロールされた意識的な深呼吸)とRetention Time(肺に空気がない状態での息どめ)と深呼吸に続いて肺が空気で満たされた状態での15秒の息どめの3つのパートで構成されます。

 では、どこをどのようにコントロールするのがヴィム・ホフ・メソッド基本呼吸法なのか
 ヴィム・ホフ・メソッド公式YouTubeの呼吸法誘導は日本語版だけ、息どめ時間が30秒 60秒 90秒となっています。

 1ラウンドはウォーミングアップ 息どめ30秒
 2ラウンドは手足や頬・腹壁がピリピリくるけど攣らない程度に、100%吸って脱力して80%吐き出す。息どめ1分
  3ラウンド目は口から120%吸って脱力して80%吐き出す。息どめ1分半〜好きなだけ
全力でお腹・背中・胸・首まで100%吸う肺活量の検査より少し余裕を持って吸う程度でも無理をしない

1ラウンドは準備体操やストレッチといった位置付け、ちゃんと動くか?この姿勢で30分続けられるか?などを確認します。

2ラウンドから本番です。コンフォートゾーンの境界を狙っているので、言葉にすると、若干矛盾した表現になります。「全力で呼吸」「無理しない」
 その日の自分の胸郭・横隔膜・腸腰筋・ハムストリングなどの柔軟性に応じて、コンフォートゾーンの縁を辿るのがヴィム・ホフ・メソッド基本呼吸法だと考えています。

鼻呼吸を30回すると鼻の通りが良くなる。
Close Your Mouth– by Patrick McKeown

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?