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みんなと同じじゃないこと探し。

同調圧力。
コロナ禍でよく聞いた、この言葉。
お恥ずかしい話、最初はこの言葉の意味がわからなかった。

功罪両方を合わせ持つこの同調圧力。
閉鎖性、同質性、共同体主義的な視点で広がると…..マイナス面が露出する。
「世間の厳しい目」
「相互監視体制」
「横並び主義」

それは結局、個人の未分化?

個人が「社会、組織、集団」に溶け込んで、埋没している状態。

かつての高度経済成長時代なら、それで良かったのかもしれない。
みんな、同じような考え方や教育レベルにある人材を大量に一カ所に集めて、決まった仕事を一斉にする方が効率が良い。
長時間労働の習慣も同様。
この仕事のやり方では、個性は攪乱要因となるので、抑制する圧力が働いていると考えられる。

相変わらず続く日本の政党、企業や役所などで続発する組織不祥事。
「みんなで渡れば怖くない!」的な発想と行動。
集団主義的な意思決定システム….
このようなシステムは、個人の能力や個性を社会や組織に埋め込んでしまう。

だけど、時代は変わった。今は違う。
個々の人が、それぞれ個性を活かしたり、
自ら考えて、何かを発見して、創造的なことを行うことが求められている。
多様性も欠かせない。

イノベーションを起こすために必要なことは?
創造的な仕事、革新的な仕事…..これは一人ひとりの内側から湧き出る
情熱ややる気が原動力になる。

だから、これから必要なことは….
そう、脱個人の未分化=「個人の分化」。

多少、居心地は良くないかもしれない。
異端児と言われるかもしれない。
競争が激化するかもしれない。

だけど、個人の能力やその人にしか持っていない要素を花開かせていくこと。

つまり、みんなと同じじゃなくていい。
むしろ、人と違った方が幸福感を得られやすい。

難しいとは思うけど、僕はそういう人を応援し続けていきたいし、そのような社会を作っていく一役を担っていきたい。




   

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