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どうなんだろう?「プラセボー効果」って….

マスメディアや、CMで大きく取り上げられている医薬品、サプリメント、スキンケア製品のCMに出てくるプラセボ効果……ってなに?

そもそも、「プラセボ」って何?

医薬品、サプリメント、スキンケア製品等の開発時に、製品の有効性を示すために行われる臨床試験やモニター検査の一環で、「有効成分が入っているものの開発製品」と、「入っていないプラセボ」とを比較をします。

つまり、「プラセボ」とは本物の薬、製品と見分けがつかないが有効成分が入っておらず臨床試験やモニター検査に使用するためのもの。
日本語で「偽薬(ぎやく)」と訳されることもあります。
「外見」「重さ」「味覚」など、見た目だけでは本当の薬と区別がつかないように作られている。

そこで本題!
よく広告等で見るけど…..この新製品はこんなに効果を感じた人がいますよ!って宣伝する時に、有効成分や薬が入っている方はまだしも……
それらが入っていないプラセボ品にも効果あり!って言う人が一定程度いるのはなぜだろう?

例えば….
膝痛に効くって言われている「ある製品」の場合、
“一方はグルコサミンやコンドロイチンの「本物のサプリメント」を与え、もう一方には、まったく何の効果もない「偽のサプリメント」を与えました。
その上で一定期間服用させたところ、確かにグルコサミン・コンドロイチンを服用した層から症状の改善を見ることができたのですが、それと同時に偽薬を服用させた患者さんの中からも「痛みが緩和した」「痛みが改善した」という結果が出ているのです。

それはなぜ? 有効成分は入っていないんでしょ?

それは、
偽薬効果」とも言われていて、 プラセボ効果が起こる理由は明らかになっていないが、暗示や自然治癒力などが背景にあると考えられているとのこと。

えっ!一種の「思い込みによる心理的な働き」?
それがプラセボ効果?

プラセボ(プラシーボ)効果とは、本来薬としての効能が全くない物質を摂取しているのにも関わらず、効能が得られたと感じる効果のことです。“

おそらく感覚的なものによって本当に効果が生み出されていると推察できる。
つまり、痛みに効くというイメージに身体が騙された可能性が大きいといえるのではないだろうか?

極論を言うと、実際は思い込みということ?
つまり、成分が入っていても、入っていなくても効くということ?

だから、ネットやテレビの情報をそのまま鵜呑みにし、過大な期待をされるのを避けて、冷静に自分自身で摂取する判断をした方が良いかもしれない。
「プラセボ効果」を偽の情報や虚偽の宣伝によって意図的に引き起こされる場合もあるので、注意が必要だと思う。







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