量が質に変わる時。
最近ではなんでも「量」より「質」を重要視する傾向があるように思う。
仕事、勉強、練習….時間にしてもメニュー内容にしても、
とにかく「量」を求めるのではなくて「質」が重視される。
確かに昔の根性論むき出しの「千本ノック」的な練習はどうか?と思う。
だけど、誰もが簡単に質の高いパフォーマンスをあげられるはずもない。
「量」と「質」
これはとても大事なポイントだと思う。
僕の周りには優秀なビジネスパーソン、企業経営者やアスリート達がいる。
成功を手に入れた経営者も、一流のアスリートも
ものすごい「量」の勉強や練習をこなして、今のポジションにたどり着いている。
そのような人達が、きまって言うのは、
「そんなに努力なんてしていないよ。運が良かっただけ」
でも、僕は知っているし、実際に見てきた。
彼らは何度も困難に直面している。
数多くの試練をも乗り越えてきた。
なぜ、彼らは、そのような困難や試練を乗り越えてきたのだろうか?
どうやって立ち直ってきたのだろうか?
それは目標に向かって、やり抜く。
そして自分で高いハードルを決め、それを達成するために歯を食いしばって、
頑張り抜く過程で形成されていった強さ、自信、心の芯の強さ。
人のやらないことをやる。
気の済むまでやり通してみる。
そこには「質」とは違う、相当のエネルギー量を投下して、やり抜いてきたはず。
仕事、練習、、、、見極めは大切だけど、
僕らとは比べ物にならないほどの「量」をこなしてきたからこそ、得られる強さ。
愚直なまでも同じことを繰り返し、繰り返し行う。
僕らでは想像ができないほどの「量」を必死にこなしていく。
そこで彼らは信念なり、型なり、コツを得ていくことができたのではないか?
このようなプロセス、経験を経て、「量より質」に変わっていくのだと思う。
「量」を求めず、必死な経験をすることもなく、
ただ「質」にこだわっているばかりでは、困難を乗り越えるエネルギーは身につかないと思う。
これは何も世の中の成功者だけのことではないと思う。
僕ら一人ひとりにも言えるのではないだろうか?
誰もが社会の変化にされされていく中で、失敗や挫折は避けられない。だからこそ、そのような困難を乗り越えていく「強さ、たくましさ」が必要になってくる。
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