駒澤大学第99回箱根駅伝エントリー16人

こんにちは。こんばんは。急に寒くなって体調管理に苦しんでます。さてこのnoteでは10日に発表された駒澤大学の16人の選手について簡単に書いていきたいと思います。それではさっそく本題へ

4年生

小野恵崇
出雲、全日本とエントリーには入らず1年生の時に箱根エントリーして以来のエントリーとなった。今年度は10000mのレースを3本、5000mのレースを1本走っている。上尾ハーフ、世田谷246ハーフは出走していない。世田谷246ハーフにエントリーしていて欠場したが、激坂最速王下りの部にエントリーしていた事を考えると下りの候補の一人なんだろう。一方で3月に開催された学生ハーフで1時間03分19秒を記録している。
円健介
出雲では最初の10人エントリーには入ったが、最終8人のエントリーには入れなかったが、出雲駅伝の後で行われたもう一つの出雲駅伝では組2位を獲得した。続く全日本大学駅伝では4回目のエントリー入りにして遂に初めての大学駅伝出場を1区4位で果たした。11月20に行われた上尾ハーフでは1時間1分51秒を記録しハーフの距離も問題ない事を示した。箱根でも全日本と同じく1区を任されるのか注目ではある。1区を任されなくても今シーズンの活躍から何処かの区間では出走する可能性が高いだろう。
田澤廉
出雲駅伝では体調が最悪なのに3区を走って他大学のエースを抑え込む役割を担い区間2位で走ってしまう。全日本大学駅伝では7区に起用され49分38秒とかいうとてつもない区間新記録を出して全日本では4年連続区間賞を獲得した。全日本の後は1年生から3年生の時とは異なりトラックレースに出場せず箱根エントリーまでレースには出場していない。箱根では3年連続2区に起用されるのかは注目したい。
山野力
出雲駅伝では4区を2位で走り、全日本では3区に登場してトップに立つ。区間順位が5位になったのは後続との差を考えながらレースをしていたらしく余力が残ったからだと考えられる。その後11月20日に行われた学連記録会10000mで本人としては自己ベスト更新狙いたかったと思うが、途中からは一緒に出場した後輩の自己ベスト更新のアシストをする走りに切り替えたのだろうと思う。箱根では復路に起用されるのか往路に起用されるのか。

三年生

青柿響
全日本からエントリー。全日本では2年連続出走ならなかったが、上尾ハーフでは1時間2分44秒で走り箱根に向けて結果を残した。全日本では走れたとは思うが、監督が下級生を起用してみたかったとの事で走れなかった悔しさを経験した。箱根ではこの悔しさを力に変えて出走したら監督を驚かせる走りをしてくれると期待。※1年時は3区、2年時は10区にエントリーされている。
赤星雄斗
全日本で2年時に続いてエントリーされるも青柿と同様に今年の全日本では出走出来ず。上尾ハーフでは1時間2分00と好タイムで先輩円に次いで3位表彰台は獲得し、ニューヨークシティーマラソンの招待状を獲得した。昨年は8区にエントリーされるも当日変更走れなかったので、今回の箱根で走ったら2年分の思いをもって走ってくれるでしょう。
金子伊吹
今シーズンは5月8日に行われた仙台ハーフに出場し1時間4分59秒と6月5日に行われた日体大記録会で14分18秒10とこの2試合のみの出場となっている。夏合宿には参加して練習が出来ている感じがしたので昨シーズン同様に箱根駅伝5区を走る事を意識して練習をしてきてるのだと思う。5区の本命はこのnoteを書いている時点で金子だと思う。
鈴木芽吹
出雲駅伝では箱根駅伝以来のレース出場となり、アンカーで優勝テープを切り自身大学駅伝初の区間賞を獲得。全日本は欠場しその後何処かレースに出場して箱根に向けて調整してくると思われたが、レースに出てこず箱根を迎えることに。ただ11月の末に行われた八王子ロングディスタンスにエントリーはしていたのでその時点で走れる状態であったのだろう。
花尾恭輔
出雲駅伝1区に登場し区間2位、全日本大学駅伝では8区で自身初の区間賞を獲得した。去年全日本から箱根を走るのに調整が上手くいなかった事もあって今年は全日本後はどのレースにもエントリーせず箱根に向けて備えていると思われる。全日本での走りを箱根でも出来るのであれば、花尾を2区に起用して3区にエース田澤を起用する事も可能となるはず。その点から29日のエントリーで花尾の名前が何処にあるのか注目である。また個人的には田澤に次ぐ選手は花尾だと思う。
安原太陽
出雲駅伝では5区に登場し駒澤のこの世代では初めて区間賞を獲得。続く全日本では自分のレースプラン通りに走る事が出来なくて納得出来る走りじゃなかったみたいだが、それでも区間4位で走り切った。11月20に行われた上尾ハーフで1時間2分25秒で走っている。ただ同じく出走した円、赤星の両選手が表彰台を獲得した事を考えると箱根ではもしかしたら走れるかギリギリの選手なのかもしれない。後は昨年監督に言われたスタミナ不足が解消されているかどうか。ただハーフで1時間2分台で走れたので解消されている個人的には思う。

2年生

篠原倖太朗
出雲駅伝は選んで貰えるだろうと本人は思っていたみたいだが10人のエントリーにも入れず。全日本ではエントリーメンバー入りして5区2位で走った。全日本後はレースにはエントリーはするもレースに出てこず箱根のエントリーメンバー入りをした。箱根では恐らく往路に登場してくると思われる。前回当日変更で走れなかった悔しさを絶対に糧にして走るでしょう。全日本見ててほんと楽しそうに走ってたので。
吉本真啓
出雲駅伝、全日本に続いてのエントリーメンバー入りを果たす。全日本では走っても良かったと思うが出走ならず。その代わり11月13日に行われた世田谷ハーフ246に出場して1時間3分31秒で走り、一週間後に行われた学連記録会10000mで29分08秒71で走り箱根メンバー入りにアピールに成功した。
ここまで2大会連続エントリーメンバー入りはするもレースには出走出来ていないので箱根はなんとか出走してほしいと思う。

1年生

伊藤蒼唯
2年生の先輩吉本と同じく出雲、全日本のエントリーメンバー入りはするも出走出来ず。その後11月13日に世田谷246ハーフで1時間4分15秒で走る。
2週間後に行われた日体大記録会10000mに出場して28分28秒15で走って箱根メンバー入りへ大きくアピールに成功した。結果12月10日に発表されたエントリーメンバー入りを果たした。夏合宿で先輩円に次いで距離を走れているとの事なので、むしろ一番箱根が出走する可能性高いだろう。
帰山侑大
全日本に続いてのエントリーメンバー入り。世田谷246ハーフにはエントリーはしたが出走せず。次にレースにエントリーあったのが激坂最速王下りの部だったのだがエントリーしたのみで出走せず。激坂にエントリーをしたという事から6区の候補の一人としてのエントリーなんだろうと思う。
佐藤圭汰
今年はエントリーあるのかな?と思っていたら出雲、全日本に続いてのエントリーメンバー入りを果たす。エントリーメンバー入りをしたという事は箱根でも起用される区間次第では走れるという事なのだろう。出雲、全日本では佐藤が先頭に出る走りをした事から考えると、駒澤が箱根を優勝するのに一つ佐藤の区間配置に注目してもいいのかもしれない。※出雲、全日本共に区間新を出しているので箱根でも区間新を期待したくなるがそれはなかなか酷な期待であることも承知している。
山川拓馬
出雲ではエントリーメンバー入りするも出走はならなかったが、もう一つ出雲駅伝では先輩円に次いで組3位で14分10秒20と好タイムを記録した。続く全日本では4区を走り区間賞を獲得して監督を驚かせた。全日本後は世田谷246ハーフと激坂最速王上りの部にエントリーするも出場せず。箱根では5区を走りたいと希望しているみたいだが、昨年区間4位で走った金子が居るので金子と5区の争いになってるのか。個人的には8区を走ってもいい選手だと思うが、そこには赤星と競争になるのかな。

全体見ての感想

ここまで一人一人簡単に書いてきたがここから全体を見てのお話。
まずは学年比が4年生4人3年生6人2年生2人1年生4人となっていて2年生のエントリーが2人になったのは少し寂しいとは思いますが、その代わり1年生の勢いが凄いのかなと思います。今回エントリーされた1年生の帰山と山川にいきなり6区、5区と山を託してくる可能性もあるだろう。後は去年1区で好走した唐澤は結局間に合わなかったかと。

おわり

おまけ


エントリーメンバーの自己ベスト、駅伝成績

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