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箱根駅伝駒澤大学16人メモ+α

ヘッダーの引用先 https://4years.asahi.com/article/15085676

こんにちは。こんばんは。駒澤大学の箱根駅伝16人エントリーメンバーに登録された各選手について書いてどの区間で起用されるのかの予想等を書いていこうと思います。2年連続の出雲、全日本、箱根の勝利の偉業まで残りは箱根の優勝のみ。藤田監督としてみれば自分が選手で4年生の時に三冠するチャンスがあって逃したので三冠へしたいとの思いは強いだろう。それがまさかの2年連続がかかってくる時に監督1年でチャンスが巡ってくる事に。
あくまでもメモ程度として見てもらえればと思います。


エントリーメンバー

4年生(7人)
赤津勇進、赤星雄斗、金子伊吹、
白鳥哲汰、鈴木芽吹、花尾恭輔、安原太陽
3年生(4人)
小牧波亜斗、篠原倖太朗、庭瀬俊輝、吉本真啓
2年生(4人)
伊藤蒼唯、帰山侑大、佐藤圭汰、山川拓馬
1年生(1人)
小山翔也

エントリーメンバーの持ちタイムと出雲と全日本の区間成績

○のところはエントリーメンバー入り

エントリーメンバーから外れた主な選手3人
エントリーメンバーを外れてしまった主な選手してはまずは2年生の時に箱根1区を区間2位で走った唐澤拓海選手になるかと思います。以下唐澤選手についての藤田監督の言ってるところ。

次は2年生連続でアンカーを走った青柿響選手になるかと思います。青柿響選手は昨年度の箱根が終わった後からずっと怪我に苦しんでいて今シーズン全く試合にも出ていませんでした。

あとは亘理魁選手になるかと思います。例年12月31日にエントリーメンバーに入れなかった選手が走る学内記録会で1年生のトップをとった選手。この記録会で上位に入った選手は後々飛躍するてのが駒澤の1つジンクス。

前置きが長くなりましたがようやく本題です。


4年

赤津勇進

全日本1区1位

今年度のレースでは上尾ハーフが唯一と言っても失敗となってしまいメンバー入りしてくるのか?と個人的には思っていたがメンバー入り。上尾ハーフでの途中でのラップの落ち方が気になったがそこはクリア出来たのだろう。

赤津勇進14:35→29:45(15:10)→47:24(17:39)→1:03:56(16:32)→1:07:08(3:12)

上尾ハーフでのラップ

赤星雄斗

出雲エントリーメンバー入り
全日本4区2位

今年度の赤星は関東インカレハーフ2部で優勝をしてタイトルを獲得した事が特筆すべき事だろう。他には出雲駅伝本戦には出走ならなかったが、その後に行われた出雲市陸協記録会では1位を獲得して強さを見せてきた。全日本後に世田谷ハーフか上尾ハーフのどちらかに出走してくると思ったが、どっちにも出走してこず16人メンバー入りをしてきたということは箱根メンバー争い上には居なかったのだろう。箱根でも復路の重要な区間で走ってくるでしょう。

金子伊吹

今年度はトラックレースに出場せずにハーフマラソンを4本走ってきた。全日本からエントリーされるか?と思っていたが、箱根のみのエントリーとなった。おそらくは5区の有力な候補の1人だとは思うが、今シーズンハーフマラソンのレースの出場が主だったことを踏まえると復路の候補なのだとも思う。最後の箱根は副主将として悔いの無い箱根にしてほしいです。

白鳥哲汰

全日本エントリーメンバー入り

今年度はずっと姿を見せておりレースに出るも課題がみえたて苦しんだりという印象。全日本からエントリーメンバー入りし現地に帯同していたので昨年度とは違い順調にはきているのだろう。後輩小山が入学してきた事も白鳥復活の一端なのだろう。上尾ハーフでの走りがどう評価されているのか。箱根ではおそらく復路での出走となるだろう。

鈴木芽吹

出雲6区1位
全日本7区3位

今年度は5000m10000mで自己ベストを更新。今年度のエースであり主将の鈴木芽吹。最上級生となった今年度は怪我も無く順調にはきており2年時に日本選手権10000mで田澤を焦らせた時よりも良い状態でこれているのではないかと思う。全日本では田澤の記録に挑戦したのも鈴木芽吹だからそこ意味があったのだろうと思う。最後の箱根では2年時から走りたいと言ってた2区を走る事が出来るのは注目したい。2区を走るのなら田澤への挑戦。

花尾恭輔

出雲エントリーメンバー入り
全日本エントリーメンバー入り

今シーズンは苦しんでいたが、出雲では選手側からメンバーに入れたほうがいいとの意見でメンバー入りし、全日本はメンバー入りし復帰レースになるかと思われたが、藤田監督の決断で出走ならず。上尾ハーフで復帰レースになったが、15㎞以降が上手くいかなかったにもかかわらず、1時間02分39秒で13位学内4位でこれたのは良かったとは思ったが、藤田監督は厳しかった。ただ上尾ハーフから状態は上げてくるでしょうから箱根で悔いの無い走りをしてほしいですね。花尾の状態次第では伊藤の往路の可能性も出てくるでしょうし。

安原太陽

出雲5区2位
全日本6区1位

今シーズンの安原の一番のハイライトといえばユニバーシアードで銀メダル獲得になるのだろう。弟が先にU20世界クロカンに出場して自分に絶対に世界の舞台に立ちたかったと思っていたと思うが、世界の舞台立ってメダルを取って帰ってくるのだから凄いとしか言いようがない。
上尾ハーフは駒澤の他の選手のペースメイクを担っていた可能性があると思うので気にしなくて良さそう。ラップタイムも最後20㎞からfinishまで他の選手と比べて落ちていたがそこは修正してくるでしょうし。駅伝では出雲は昨年に続いての区間賞獲得とはならなかったが、全日本では区間賞を獲得し後は箱根で区間賞獲得を目指すのみ。箱根でも出走して優勝メンバーとなれば、今後当分は現れないであろう2年連続出雲全日本箱根の優勝メンバーとなれるのでそこも期待したい。安原しかその権利は有していない。

3年生

小牧波亜斗

今年度出場したレースは東海記録会5000mの1回となっている。
駒澤は5区6区に関して全く試合に出てない選手が走る事もある学校なので5区or6区候補なのだろう。この学年では5人目エントリーメンバー入りとなった。

篠原倖太朗

出雲1区1位
全日本3区2位

今年度は金栗で10000mを27分台を記録して駒澤在学中としては村山謙太、田澤廉、鈴木芽吹に次いで4人目の27分台ランナーとなった。ユニバーシアードハーフでは初めての世界の舞台でのレースなった事もあり苦労した部分もあったとは思うが世界の舞台を経験出来た事に意味があるだろう。
その後は出雲では区間賞をとり大会記録の流れをつくり全日本では3区で2位で本人は区間賞をとれず悔しかっただろう。八王子ロングディスタンスでは自己ベストを更新してきた。同じ組でレースを走った芽吹、圭汰と違って悔しそうの表情だったような。その悔しさを箱根にぶつけてくれるでしょう。

庭瀬俊輝

出雲エントリーメンバー入り
全日本エントリーメンバー入り

ぎふ清流マラソンでPBを1時間04分50→1時間03分15秒に縮める記録で一気に主力の一角入りを果たしてきた。その後は日体大記録会で5000mで13分台にも載せてきた。夏合宿で芽吹に食らい付いて練習出来ていたようで駅伝デビューが期待されるも出雲も全日本大学も現地に帯同するも出走出来ず。上尾ハーフでは転倒しても1時間02分15秒で8位とまとめてきた。転倒が悔やまれる。今季の庭瀬はハーフマラソンを3本走っており長い距離に取り組んできたのだろう。本人曰くトラックは苦手らしいが。藤田監督は13分40くらい出る力あると言ってるが。
今季の庭瀬のレース内容を考えると箱根では5区6区以外何処でも走れそうな気がする。夏合宿で芽吹に食らい付いて練習出来た事は自信になってるだろうし。

吉本真啓

昨年度は出雲、全日本、箱根とエントリーメンバー入りはするも出走出来ずで、今季も出雲からエントリーメンバー入りしてくるかと思われたが、怪我い苦しんでらしく今年度は箱根のみのエントリーメンバー入りとなった。
世田谷記録会が復帰レースになったがこのレースは同級生のペーサーしてた可能性があるので実際の復帰レースは昨年度2位に入って箱根エントリーメンバー入りを引き寄せた世田谷ハーフが復帰レースなった。ラストに課題が出たみたいだが藤田監督から合格点をもらえてのではないだろうか。
今年度は庭瀬が台頭してきて、この学年の課題は篠原に次ぐ選手が誰になるかという事だったが昨年度は篠原に次ぐ選手のポジションに居たのは吉本なのである。箱根ではおそらく復路での出番になるのかな。

2年生

伊藤蒼唯

出雲4区3位
全日本5区2位

トラックのほうでは数少ない10000mのレースを走った選手。5000mでは自己ベストを更新してきた。
駅伝では出雲で地元凱旋走り、全日本大学駅伝では2回ある給水をとれず苦労したが区間2位で走ってきた。
全日本大学駅伝後の何処かレースに出てくると思っていたが何処のレースにも出ていない。箱根では昨年度と同様6区を走るのかそれとも他の区間を走るのか。もし往路を走るなら4区か?復路なら何処でも走れるでしょうし。

帰山侑大

昨年度から6区候補と言われていた選手。12月2日の日体大記録会で14分07秒90から13分37秒54まで一気に自己ベストを更新してきたには驚いた。この走りにより箱根エントリーメンバー入りに近づいたとは思うが。箱根の出走となるとそれは別なのではないのだろうかと思う。ただ帰山が6区を走るであれば伊藤をそれ以外の区間に起用出来るので大きなアドバンテージになるだろう。伊藤てたしか大学入学後の駅伝では先頭しか走った事ないはず。

佐藤圭汰

出雲2区1位
全日本2区1位

金栗でシーズンインし13分30とまずまずのスタートなった印象。織田記念では1位を獲得。日本選手権では悔しい思いをするも10月に行われるアジア選手権の代表に選ばれる。ベルギーにいって出場したナイトオブアスレチックスでは途中まで学生記録ペースでいくも不運もあり学生記録出せず。
アジア大会では6位になった。八王子ロングディスタンスでは初めての10000mとなったがいきなり27分28秒50と田澤に次ぐ学内歴代2位の記録をマークしてきた。
駅伝では出雲はアジア選手権から中4日となったが出走して区間賞。全日本大学駅伝は最初から飛ばしていき昨年度逃した区間賞を獲得。
出雲での起用を首脳陣は悩んだとは思うが、本人が出走を希望したらしく恐るべしです。

山川拓馬

出雲3区3位
全日本8区1位

関東インカレでは我慢出来ず先輩赤星に勝つレースをされてしまい2位となる。富士裾野では13分56秒92で走り自己ベストを更新と大会記録の更新をしてきた。駅伝シーズンでは出雲3区では日本人トップで区間3位で区間4位とは32秒の差をつけての3位。全日本では8区を走り2年連続の区間賞を獲得したが両駅伝共に自身が設定したタイムよりも遅かったらしくし本人として納得出来ていないらしいので、箱根では走り終わった後設定タイム通りに走れるかどうか。今季の山川は時計をつけて走っているのも昨年度との違いかなと思います。山川てたしか大学入学後の駅伝で先頭しか走った事無いはず。

1年生

小山翔也

全日本大学駅伝エントリーメンバー入り

1年生で唯一のメンバー入りとなった小山。4月にはさっそく大学初レースを経験して13分59秒06→13分53秒25に自己ベストを更新てきた。その後は関東インカレを経験してきて出雲はエントリーメンバー入り出来なかったが10月7日の世田谷競技会では良いレースをした。上尾ハーフで63分切りで走り切った。
ラップタイムはこの通り14:32→29:24(14:52)→44:39(15:15)→59:51(15:12)→1:02:59(3:08)
でいけてるのでスタミナも付いてきてるのでしょう。

こう藤田監督のコメントが出てるので可能性は低くてもエントリーメンバーに入ったからには走る可能性あるのでしょう。
全日本大学駅伝では開会式にも出席。

エントリーメンバー16人全体の感想

4年生が7人3年生が4人2年生が4人1年生が1人となった。学年比率自体は4年生が最多となった。3年生が4人入れた事は今後を考えると良かったでしょう。2年生は昨年度と同じ4人となったのはまだこの4人と差があったのかな。1年生が小山1人のエントリーメンバー入り出来た事はチームとしても来年度のチームを見据える意味でも良かったのでは。
唐澤と青柿が間に合わなかったのは誤算か。

各選手の区間予想+α

赤津勇進 1、6、10
赤星雄斗 3,8、9
金子伊吹 5、6、8、9
白鳥哲汰 6,7
鈴木芽吹 2、4
花尾恭輔 9、10
安原太陽 3、7
小牧波亜斗 6、7
篠原倖太朗 1、2、3、4、9
庭瀬俊輝 1、4、8、10
吉本真啓 3、10
伊藤蒼唯 1、4、6、10
帰山侑大 6
佐藤圭汰 1、2、3、7
山川拓馬 2、4、5、9
小山翔也 1、7

簡単にすると

スターター候補
篠原、庭瀬、伊藤、圭汰、小山
アンカー候補
花尾、庭瀬、吉本、
往路候補
鈴木、篠原、庭瀬、圭汰、山川
復路候補
赤星、金子、花尾
山候補
山川、伊藤、帰山、小牧、金子

おわり

おまけ+α

優勝候補筆頭の駒大が箱根駅伝0区を開催 区間新誕生に大八木弘明監督は「この勢いで箱根を走るメンバーも頑張って」と笑顔
2022年12月31日 15時52分スポーツ報知

上の記事は昨年行わた学内での非公式記録会の結果の事が書いてあるやつなのだが、1位をとった赤津と2位をとった小牧は今年度の箱根メンバー入りをしてきた。

駒大、史上初の2年連続学生駅伝3冠へ死角なし…藤田敦史監督「本当に自信を持ってエントリーできた」

藤田監督は「山の候補が何人かいるので、使うことができれば、昨年使った2人を平地に回すことができる。そうなった場合は、とんでもないオーダーが組めるかな」と不敵に予告した。

駒大、史上初の2年連続学生駅伝3冠へ死角なし…藤田敦史監督「本当に自信を持ってエントリーできた」 : スポーツ報知 (hochi.news)

この藤田監督の発言は他大学の揺さぶりなのかそれとも本当に伊藤も山川も平地に回すくらい他の候補選手が充実しているのか。

国学院大・前田監督 箱根駅伝で絶対王者・駒大に挑戦状「心理から崩壊させないと糸口は見えない」

藤田監督と前田監督の先輩後輩の関係性ですね。

佐藤圭汰の1区希望これも心理戦なのかほんとに1区に来て区間新を目指すのか。
仮に1区に圭汰が起用されるとなると駒澤の往路が、圭汰→山川→篠原→芽吹→金子で往路を組むか、それとも圭汰→芽吹→篠原→伊藤→山川で往路組むかな。
そもそも1区に圭汰が来るとなると優勝を狙う大学はエース格を起用を検討しないいけなくるからとそれを誘発させるための発言なのか。

【箱根駅伝】駒大・山川拓馬は5区区間新に意欲「最低でも70分台はカットして68、69分台を目安にする」

【箱根駅伝の一番星】決して満足しない男、駒澤大の山川拓馬が再び箱根の山に挑む

今回の箱根駅伝、5区には強敵がそろうことになりそうだが、そこにも臆することはない。
「前回区間記録をつくった山本唯翔さん(城西大4年)だけでなく、吉田響さん(創価大3年)など、レベルの高い争いになると思います。自分は前回1時間10分45秒でしたが、最低でも9分台、そして8分台まで狙います」

【箱根駅伝の一番星】決して満足しない男、駒澤大の山川拓馬が再び箱根の山に挑む | BBMスポーツ | ベースボール・マガジン社 (bbm-japan.com)

この発言が出来るということは自信があるのだろう。山川が5区に起用になると藤田監督が言った山候補がたくさん居るて言ったのは6区になるのだろう。

最後に山川にアクシデントが起こって起用出来ないてなると駒澤にとってみれば一番きつい状況になるだろう。一番替えのきかない選手だろうし。
冒頭に書いたが自分が選手の時に三冠するチャンスがあったが逃したので隙のないオーダーを組んでくるでしょう。選手の体調の変化も見逃さないだろうし。もしかしたら今の選手よりも藤田監督のほうが三冠のプレッシャーを感じているかもしれないし、三冠したいという思いも強いかもしれない。

ここまで読んで(見て頂いた)方々ありがとうございました。

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