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蛸とアルバリーニョで梅雨の気分転換

はぁー、梅雨ですね。ジトジトした雨、ちょっと…、いや、かなり苦手。

そんななか、美味しいワインで気分転換したい!!
っということで、新潟ワインコースト「フェルミエ」で購入したワインのなかでも、前からず~っと飲んでみたかった「アルバリーニョ」の白ワインを開けようと決断。

フェルミエのロゼ、白、赤
真ん中が「アルバリーニョ」

▼現地の様子

爽やかな新緑の風景を思い出しつつ、仕事の繁忙期&梅雨に気分をあげるため、ワインと何を合わせようかと思案。
アルバリーニョは、王道の「タコのガリシア風」に合わせることに!

ロゼと赤の2本も合わせて、フェルミエのワインを試した様子をご紹介🍷

序章 フェルミエ ロゼ

まず、GWにワインが届いてから10日ほど経ったころ。
ワインも長旅の疲れが癒えただろうと、以前に経験済みのロゼから開栓することに。

料理に合わせやすいロゼ。
新潟で買ってきた「へぎそば」や海鮮を合わせましょう。

へぎそばはフノリ(海藻)をつなぎに使ってあって、つるりとなめらかで美味しいです。

小嶋屋の「へぎそば」

新潟の「生かんずり入りサーモン塩辛」と「ヤリイカ」に大根おろしを添えて。(写真撮っておらず)

野菜料理は、青菜とエリンギを牡蠣オイルで炒めたものを。
青菜炒めには、数日前に作った牡蠣のコンフィのオイルをとっておいて活用。
牡蠣の風味がして美味しかった!

まだ古いガスコンロで作った牡蠣のコンフィ
(別の日に食べた)
フェルミエ ロゼ 2022

「フェルミエ ロゼ」は、新潟産のピノ・ノワールとピノ・グリでつくられています。
色は淡めのサーモンピンク、ラズベリーのような赤い果実の香りと、ルビーグレープフルーツのような爽やかさもあり、スッキリしつつふくよかです。
新潟産の蕎麦や海鮮によく合いました。

これは他のワインも期待できると思いつつ、すぐには開ける余裕がなく。

そうこうしているうち、先日つぶやいたとおり、1年待った新ガスコンロが設置されました。

新ガスコンロ

天板がスッキリして、前より掃除しやすい~♪
魚焼きグリルは、水を入れないタイプにバージョンアップ。

魚焼きグリルに手持ちのグリル皿が入った!

更に、古い魚焼きグリルにはやや大きかったグリル皿が入るように。
うちはオーブンの威力が弱めで、魚焼きグリルをオーブンがわりに活用していることもあり、前より使いやすくなってとても嬉しい!

さあ、満を持して?!アルバリーニョをいただきましょう。

本編 エルヴォルカン アルバリーニョ

以前もご紹介しましたが、アルバリーニョはスペイン北西部、ガリシア地方を原産地とする品種です。
この地で作られるアルバリーニョワインは、シーフードによく合うので「海のワイン」と言われます。

新ガスコンロで、現地の料理「タコのガリシア風」を作りましょう。

材料は、新ジャガ、真蛸、パプリカ&チリパウダー

作り方は簡単です。じゃがいもをゆで、スライスしたゆでタコとあわせて、塩、オリーブオイル、パプリカパウダーやチリパウダーをかけるだけ。

私はじゃがいもをゆでるとき、タコも一緒に湯がいて、タコの風味をじゃがいもにも少しうつします。
また、調味料もかけるだけでなく、和えて味を馴染ませた方が美味しいように思います。

タコのガリシア風
新ジャガバージョン

カジュアルな盛り付けですが、ご愛嬌😆
人参とレーズン、マカロニのサラダと一緒にアルバリーニョをいただきます。

人参とレーズン、マカロニのサラダ
(この後カッテージチーズものせた)

料理の準備もできたので、いざ開栓!

エルヴォルカン アルバリーニョ 2022

エルヴォルカンは、新潟市南区新飯田で棚栽培されたアルバリーニョ100%。
野生酵母発酵、酸化防止剤無添加、自然なつくり方です。

色は淡めのイエローゴールド、アルバリーニョならではの黄色い花の香り、アプリコットや黄桃のような果実味、グレープフルーツのような苦味、洋ナシのような旨味、ハチミツのような甘いニュアンス、すべての特徴がしっかりと感じられてパワーがあり、と~っても美味しい。
裏ラベルの「火山のようなエネルギーのあるスケールの大きなワイン」という意味がわかります。

これは凄いワインですね!
こんなに力のあるアルバリーニョのワインは、初めてです。
アルコール度12.5%とのことですが、もっとボディがあるように感じられます。
試飲したときも凄いと思いましたが、ちゃんと飲むとより凄さが実感できます。

料理といただいてみましょう。
蛸の旨味とパプリカパウダーのニュアンスに、ワインの香りや甘味がとても良く合います。

ふと思い出したのは、昨年ご紹介したプティ・マンサンとセビーチェの組み合わせ。

これも良い相乗効果がありましたが、優しい感じでした。
今回の方がよりパワフル!
タウリンが豊富なタコと、エネルギーのあるアルバリーニョワインからパワーをもらいました。

また、レーズンをたっぷり混ぜたサラダや、ハムの塩味の効いたマカロニサラダにも良く合いました。

フェルミエのアルバリーニョ、他のタイプもあるので、是非試してみたいです。

終章 新潟ピノ・ノワール

フェルミエの最後の1本、新潟ピノ・ノワールは「焼肉サラダ」に合わせました~。

何度もリピートしてる「焼肉サラダ」は、お酢を使うので、暑い時期に作ることが多いです。
簡単に作り方をご紹介。

焼肉のタレで下味をつけた牛肉を焼いて取り出す
長ねぎと赤ピーマンも焼く
しめじと舞茸、後でえのきも加えて
肉を戻して、お酢大さじ4、醤油麹(いつもは鶏ガラスープ粉末)、水カップ1/2を加えて煮る
できあがり!

サンチュで巻いて、いただきます。
お酢と煮た焼肉と温野菜はさっぱりしつつ、食べ応えあり。
出来立てもいいですが、冷蔵庫に入れておいてさめても美味しいです。
(残りはランチ弁当にもしました。)

新潟ピノ・ノワール 2018
日本海の夕陽のイラストもいいです

ワインは、2018年新潟産のピノ・ノワール100%、フレンチオーク樽で熟成されています。
ブラックベリーのような香り、丁字の香り、タンニンはサラサラとして中程度、果実味はしっかりとしていて熟成感があり、余韻は長め。
裏ラベルには、ミディアムボディとありますが、まん中よりやや重い印象です。
これは肉料理にあいますね!

あと、茄子と油揚げ入りカレー風味つゆに、素麺をつけていただきました。
甘辛いめんつゆとカレー風味が、新潟ピノ・ノワールが想像以上に合いましたよ。

新潟県は、茄子やカレーもよく食べる県です。
また、今回の油揚げは、新潟の「栃尾の油揚げ」にしました。
現地の食とワインは合いやすいですね!

焼肉サラダとカレー風味のつけ汁

という感じで、GWに購入したフェルミエのワインをすべて試してみました。
いずれも美味しかった~!

ロゼも赤も良かったですが、やっぱりパワフルなアルバリーニョの印象が強いですね。
パッパルデッレさんが開栓されてた「バリッカ」も、試してみようかな。

近頃は大雨があったりしつつ、この週末は暑いようですが、健やかにお過ごし下さい🥂

今回もお読みいただきありがとうございました🍷

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