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マトンショック❢❢ (2019.04.13)

浜松町のアフリカ料理屋再訪した。

今回無事有職者になったことで、予告通り妻を連れてディナーを食べに来た。御馳走はできないが、割り勘はできる。素晴らしいような、素晴らしくないような...

なお、一瞬横道に逸れるが、この数カ月で普通に仕事をして普通に生きるということが如何に大変なことかよく分かった。

さて、19時に着いたが、先客はいなかった。「こんなんで店はやっていけるのか?」と暗に店の味を訝しがる妻に、「ワインはどんなのがあるかね~」などど、冴えないトークを展開し妻の気をそらす。

妻は赤ワインを所望したが、結局私が興味を引かれたチュニジア産の白(マスカット・オブ・アレキサンドリア100%)にして貰った。ボトルで2,400円だったので、市価は1,000円前後だろうか。香り高く...残念ながらその後が続かないワインだったが、値段を考えれば仕方ないか。

この日サービスしてくれたのは若い男性だった。悪口を書きたい訳ではないのだが、有り体に言ってサービスが雑だった。ワインを注いでくれたは良いが、コルク栓は抜きっぱなし。ワインクーラーと合わて使うトーションもクシャクシャに置きっぱなし。人柄は良さそうだったが、会話の仕方がぎこちなく、接客に慣れていない感じがした。しかし、この後に起きる問題に比べたら、この辺の不手際は大したことはなかった。

スープとサラダを頼んだ後の3品目に、妻が食べたいと言ったビーフカレーを注文した。程なくして運ばれて来たが、妻は一口食べたところで顔を歪めスプーンを置いた。妻に促され私も食べたのだが、明らかに羊だった。妻は羊が食べられないのだ。

念のため、我々が注文したのが間違いなくビーフカレーだったことを再度確認したあと、先程の店員を呼んだ。すると、衝撃の一言が待っていた。

今日はマトンです。

「...」

我々は思った、ビーフカレーとは何ぞや、と。

牛頭羊肉。黙っていても確実に分かるだろうに、何故彼は事前に教えてくれなかったのだろうか。我々と会話したくなかったのか。

妻は一言呟いた。

マトンショック

その後、妻は口直しに(?)鳥の手羽先とポテトフライを注文し、美味しいと言いながら食べ、機嫌を直してくれたかに見えた。そして、何事も無かったかのように店を後にした。

しかし、翌日になり「二度と行かない💢」と言われてしまった。ご機嫌ナナメのままだったのだ(やっぱりそうだよね( ̄▽ ̄;))。

そんなこんなで散々な目に合ったわけだが、1つだけ良いことがあった。念願だったヤム芋のフーフーを食べられたのだ。

メニューではもっちりもち肌に見えたのだが、実物は大分素朴な感じだった。味も形ものっぺりしており、これで1,000円もするのかと思ったが、私は不惑を前にして新しい食材に出会えたことに感謝した。

さて、次はどこへ連れて行こうか。その前に、先ず自分で入念にリサーチする必要がある。もう失敗は許されない💦

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