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陣中食、もしくは飛脚飯(2022/7/2)

【我が家の鉄板おにぎりはこれ】


仕事の日は大きな玄米おにぎりを3個、愛方に作ってもらいます。
それを3回の休憩時間に1個ずついただくのです。

(一応業種が肉体労働になるらしく、昼休みの他に午前と午後に1回ずつ短い休憩時間があります)

弁当はこれだけなんですが、これがまたすこぶる調子がいい。
お腹がいっぱいになると身体性能が落ちるので、それを避けつつ小分けにエネルギー補給できるこの食べ方が、僕の体に合っているのだと思います。


自分でご飯を作っていた頃、食事はほぼ玄米菜食(正確には卵と乳製品だけは動物性食品を摂る、ラクト・オボ・ベジタリアン)でした。

米ね、僕、白米が食べられなかったんですよ。
頑張ってみるんだけど、おにぎりひとつ、茶碗1杯を食べきる前に気持ち悪くなってしまう。白米=吐くまい。
それが自炊をするようになった20代で玄米食を知り、玄米なら食べられることが分かって、やっと『米』が美味しくなったんです。
ようやく知った、米を噛みしめる日本人の幸せよ(笑)。


今は愛方が食事を用意してくれるので菜食は「できるだけ」になりましたが、

(一人分だけ完全に肉魚を使わないで毎日のメニューを考えるのは大変でしょうから、気にしなくていいよと伝えてあります)

今でも僕の朝と昼は、大体こうして玄米中心のシンプルな食事です。


菜食を始めたきっかけは自分なり色々と考えがあったのですけど、今ではそれプラス、
『体づくりの一貫性』
にもなっています。
日本古来の鍛練法で鍛える体に、日本古来の食生活。運動と栄養との間にズレが少ないように思うんですね。

昔の日本人、肉を食べなくてもめちゃくちゃ強い。



今はこうしてまた肉も魚もいただくようになりましたが、僕の肉体改造の最潮期もほぼ菜食だったその頃。
肉体と精神と生活の波長を全部同じところでうまく調えられれば、米と野菜と豆でも体、ちゃんと育ちました。


ということで、書いているうちに毎日の玄米おにぎりが、陣中食か飛脚飯のような気がしてきた(笑)。




《BGM》
Spearmint/we're going out

(暑いからかシュワシュワした音楽ばかり聴いてるw)



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