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金 ゴールド GOLD まとめ 


結論:金は高い時に買うものではない。淡々と自分のルールに沿ってリバランスし一定量を常に保有するもの。3年前から老後資金用の確定拠出型年金は約40%を金にしているが、全体ポートフォリオでも今後はCASHの代わりに金にシフトしていくイメージだ。10%、20%と比率を上げていきたい。株式〉金〉CASHという優先順位だ。




■金価格の歴史 高井裕之氏


★1980年1月:850$まで上昇
1971年米ニクソン大統領の金固定廃止変動制(それまでは35$固定)。 1980年石油富豪ハント兄弟の銀買い占めも影響。
★1999年7月:252$まで下落
1999年英ブラウン財務相が715トン保有のうちなんと400トン売却が底値『ブラウンの底値』。 米国金利高とドル高から金から投資マネーが離散。 金相場は20年間続く長期下落相場で最高値の3分の1へ下落。
★2011年9月:1895$まで舞い上がる
21世紀の直前、20世紀末に底打ちした金価格は、 2000年代に入って商品相場全体のスーパーサイクルの一翼を担い他の資源商品とともに大幅反発。 底値からなんと7倍半というスーパーサイクルと呼ぶにふさわしい大幅な上げ相場となった。
★2015年12月:1049$まで下落 金融危機、、リーマンショックの残した傷跡に苦しむ。さしもの商品相場のスーパーサイクルも、金融危機の傷跡は深く、、コモディティー全般から投資マネーが離散。高値の半額近くまで下落し10年間の最安値へ。。
★2020年8月:2067$の史上最高値 2015年12月の1049ドルの安値から、金価格は1000$の攻防戦。なんとか1000$の大台は割り込まず。ジリジリと値を切り上げる。コロナ禍が世界中を震撼させた20年8月に史上最高値。コロナで先が見えない中で唯一の安全資産として輝いた瞬間だ。
★2022年11月:1628$まで下落 コロナ禍え安全資産として輝いたが、直近は精彩を欠く。ウクライナ戦争が起き、世界中でインフレ懸念が高まる。『有事の金』『インフレに強い金』の見る影はなく金好きの投資家の期待に応えずに1628$まで下落。。






■日銀のYCC破綻はMMT(現代貨幣理論)実験の終焉、国家管理相場崩壊のはじまりなのかもしれない。

■世界の金需要3割増:個人の投資目的である地金コイン需要351tと36%拡大

個人の投資目的である地金コイン需要351tと36%拡大。中国、インドさらにトルコ。リラ安とインフレでトルコは5倍以上になり46t。 ドルの代替資産とされる金は、ドル高では売られやすく金ETFは二四半期連続で資金流出。227t流出。

■脱ドル 中銀、金買い最大ペース

 2022年の金購入は1960年代以降の最高ペース。 7~9月は前年同期の四倍を超える。トルコ31・2トン、ウズベキスタン26・1トン、インド17・ 5トンなどの中銀が購入多い。 名乗らぬ買い手がなんと300トンある。国家が金を溜め込み出している。きな臭い兆候。脱ドル 世界の中銀は脱ドルで米国債券を売り、金ゴールドを購入。 金は一回中銀は購入すると基本的に政策的にでないかぎり市場に放出しないため「脱ドル」の動きが加速するほどわ金かかはしたささえされることになる。

■ドルの金への価値は50年で およそ50分の1になった

1971のニクソンショックからの自由市場が始まり約50年。
ドルのへの価値は およそ50分の1になった。
刷りたい時に刷れるだけ刷れる通貨価値は有限資産の金に対して希薄化。


■金(GOLD)の30年、200年について

金は想像以上にハイリスク・ハイリターンで、この30年で50倍になってます。30年成長率はなんとS&P500と互角!米国株が不調だった1970年代・2000年代では金が絶好調だったので、この30年で見ると米国株のリスクヘッジとしてとても優秀.


シーゲル教授のグラフ:株、債券、金、ドルの1801年から200年の比較は、株の圧倒的なトータルリターンが際立つ。有名なシーゲル教授のグラフですね。

株、債券、金、ドルの1801年から200年の比較


ナザールさんのグラフ:200年では株式が圧倒的だったが、50年ではなんと金が株式と良い勝負!なんと、むしろ、金が株式に勝つほど。


最近の50年の金と株式の比較では良い勝負。むしろ金が勝つ!



■金価格は米国実質金利と逆相関している



■GOLDはインフレヘッジになると言うが、インフレに先行する預言者?



■2023年2月改版 チームやまえつ 最新版フォーメーション


■コモデティアンケートの 結果。 今年は手堅く 金GOLDゴールド一番人気。


■GOLDへの具体的投資先


信託報酬率が0.40%のゴールドファンドの為替ありが、現時点の現実的な
投資信託の長期積立設定先。2023.9.17更新。

■金投信 比較 純資産百億単位  
※信託報酬率順 

0.19 Tracers  0.1
0.40 ゴールドファンド為替 2.8 
0.50 Iシュアーズ為替 1.1 
0.52 SMT為替 0.4 
0.87 ピクテ為替 11.9 
0.89 ステート為替 0.6
0.99 三菱UFJ純金 13.4


■金ETF 信託報酬率
※年率 0.43~0.55

0.44 1326 SPDRゴールドシェア (0.44%
0.55 1328 金価格連動型    (0.55%
0.54 1540 純金上場信託    (0.54%
0.43 1672 Wisdomtree金上場投信(0.43%



■なごちょうさんの金へのコメント

金は安定している。が、それでも瞬間的には高値から半額やそれ以下にもなる価格リスクを想定しておきたい。ショック時は1000円切る金価格の経験は重たい。大変ありがたい経験談に感謝。


■高値つかみ警戒かんちさん

冷静に今の相場、市場価格を俯瞰してみると。。高いですね。まさに有事の金。私もトレンドフォローは苦手なので今の有事の金で注目が集まるタイミングでの集中投資は考えていない。焦らずにちょっとずつ増やして行きたい。






ギルバート・ブライス

彼の名前は特別な響きをもつ。幼少の頃から聞かされてきた名前。そう『赤毛のアン』のアンの永遠のライバルで憎き悪ガキ、、、でもそれはアンの偏見で大きな誤解で、真実はアンのことをずっと子供の頃から気にかけて大事に見守り続ける、アンの事を思い続ける、口下手でハンサムで賢い男の子。

アニメ名作劇場では、最後にはアンとギルバート・ブライスは長い長い喧嘩から、解き放たれ友人から交際をスタートするなんとも微笑ましいシーンが見れた。

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