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派閥の解消に思う 戦争の時代を



最近の自民党の派閥の解消のニュースをみて
思う 危ないなぁと
戦争への道を歩んでいるなぁ

派閥の解消への動きは大政翼賛会の潮流だ
そう、権力の集中、派閥ではなく党本部、政権への権力の集中だ

見た目の綺麗な言葉に騙されてはならないな
人事とカネを派閥から引きはがし、政治の刷新
自民党自ら変わらなければならない
などと綺麗な言葉を並べているが
この派閥の解消は、そんな綺麗事ではない

危ない流れだ

派閥はよくも悪くもそれぞれのボス、幹部、集団が
それぞれの意見、利害をお互いに調整しながら
自民党という小宇宙内に多様性を生み出してきた

時に強力な独裁的な宰相が生まれ、独裁政権になりそうな
危うい政治局面においても派閥はしぶとく生き延び
中央集中、権力の集中を防いできた

が、安倍総理の射殺事件、米中覇権戦争、ウクライナ戦争、中東戦争と
世界が戦争の時代に変わる中で、日本もかつての大政翼賛会的な権威集中、権力集中、軍国主義、軍拡、防衛費増額、日米英同盟強化と危ない方へ危ない方へ、平和ではなく戦争へという流れが明らかになってきている。



繰り返す、派閥の解消は危ない兆候だ政治に多様性、仕切りがなくなり、権力の集中を招くだろう自民党においては、派閥のチカラにとってかわり、党本部のチカラが増すだろう

党本部のチカラが増し、権力が集中するときいて、何かを想起しないか?そう、米国と覇権を争うあの中国だ。

中国の党本部へのそして、習近平氏への権力の集中は何を生んでいる?北朝鮮での権力集中は何を生んでいる?

アジア太平洋地域において、中国、北朝鮮などの危険な一党独裁国家や専制独裁政治国家などとの戦争に対抗するために、軍備の拡大、防衛費の増額、同盟関係の強化だけではなく、日本国内の政治体制の強固な戦時体制への備えの兆候として、この派閥の解消は起こされているともみるが。

自民党が自ら変革するという綺麗な表面上の言葉に躍らされずに冷静に見ていきたい。

プロパカンダも戦争へ向けてどんどん盛んになることだろう今は右翼は警戒されているが、右翼が当たり前になり過激な戦争への警鐘が鳴り響くことだろう


■防衛費、中長期的に10兆円規模へ


■毎年、右肩上がりに増額


■IHIなど防衛関連株が堅調



■戦争と財政の世界史



京都産業大学経済学部教授 
玉木 俊明著

「戦争」と「財政」によって形成された現代社会。
防衛費倍増の財源として増税や国債発行が議論される今、
その歴史的背景を探る良書。



まとめ


2024年時点では、政治とカネの問題に国民の関心が集まっており(一見するとようにみえる)、派閥解消し、派閥の裏金をなくすという方向だ。
目先は混乱し自民党政権の支持率低下、選挙での惨敗などもあるだろう
が、いろいろと言っているが、シンプルにこの流れをみていくと『党本部への権力集中』だ。自民党の党本部への権力集中ということは、自民党=日本政府であるので、日本政府への権力集中である。期せずして、野党や国民の政治とカネへの関心が、自民党政府、日本国政府の権力を強固なものとする方向へ働いていくであろう。禍を転じて福と為す、、だ。これはもしかしたら、事前にシナリオが出来ていたのかもしれない。日本国内の政局だが、世界の覇権国の意向も受けてと思えてならないが、そのあたりは闇の中だ。我々にできることは表面に出てきている事実だけを認識することだけだ。
事実だけを抜き出すと◆派閥解消 ◆党本部への権力集中 である。

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