ブルージーンズの穴
自粛と夏休みとリモートワークで、半ひきこもり生活が続いている。
そうなると、日々着るものが超テキトー。Zoom会議で下はパジャマなんて話も、よく耳にしましたね。
昨日、近くのレストランにオンラインでオーダーしたピザなどを取りに行った。車で行って受け取ってまた車で帰るという流れ。
余談だが、このレストラン。アメリカではなかなかお目にかかれないグレードの高いイチゴショートケーキ🍰がある。前回売り切れだったこともあり、カウンターですかさず追加オーダー^_^ (もちろん日本のケーキには及ばないのだが)
支払いはスマホをリーダーにピッとあてるだけ。最近そんなことまでできるように、なった、笑。
帰宅してしばし食事を楽しんだ後、オット氏がひとこと。
「その穴の開いたブルージーンズ、どうにかならないのかね?」
私が日々愛着しているジーンズの両膝は、膝が全部顔を出すほど、すっぽりと抜けているのだ。
ちなみに原因は、犬のお世話だ。うちには2匹犬がおり、ドライアイの目薬をさしたり耳を掃除したり、1日に何度も膝をつく。
ジーンズの穴は、小さい裂け目からどんどん広がった。いまさら縫い合わせることが難しいほど縦横に破けていったジーンズ。しかし、履き心地がいいのだ。
オット氏の言い分は、いい歳をして穴あきジーンズはみっともない。家に居るときならいいけど、、だ。
さすがに仰るとおり。ちょっと食事をキャリーアウトしただけだったが、まあ外は外。
そして私は思った。
あまり自分の年齢を意識していない、自分。
20代のころ、ちょっと歳上の先輩がすごく大人に見え、30歳の上司は半端ないおじさんだった。課長とかいう類いは、これもう、おじいちゃんだ!
30代。20代の友人と普通につるみ、まだまだ余裕をぶっこいていた。
そして時を経て今、ブルージーンズに穴が開いていても、ちょっと買い物するくらい普通にしてしまうダメな?私。
20代の私が見たら、あのおばさん、痛い、、となるのだろうか。
人間はいつも、主観的な生き物だ。
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