見出し画像

第6回 防災アプリは生活必需品 ~入れるべきアプリの紹介~

連載企画「震災から10年~現在地と着地点~」。第6回目は、「防災アプリは生活必需品 ~入れるべきアプリの紹介~」と題してお送りする。スマホを持っている方であれば、何かしらのアプリを入れているはず。一番多いのはSNS関連(Twitter、インスタグラムなど)かと思うが、災害が多発している今の時代、防災関連のアプリもSNSのアプリ並みに必要度が高いと常々思う。防災に携わる一人として、入れて便利と思える防災アプリについて述べていく。

災害発生前と後に使えるアプリ5選

1、NHK防災アプリ

防災アプリの定番。すでにダウンロードしているという方も多いのでは。

このアプリのメリットは、

・5キロ四方でどれくらい雨が強く降っているかが分かる。
・地域を3地点登録でき、天気・気象警報・避難情報がすぐに見られる。
・台風接近時などに、NHKニュースのライブ映像を見ることが可能。他にも役立つ防災・気象情報満載のアプリ。

iPhone版

Android

2、Yahoo!防災速報

これもNHK防災アプリに並ぶ、定番のアプリ。このアプリのメリットは、

・緊急地震速報を受信し、該当地域にいる場合は鳴るようになっている。
・避難情報、国民保護情報などの通知音の音量調整が可能。
NHK防災アプリと大差はないが、各種設定の音の大きさや通知条件を設定できるのが強みです。耳の不自由な方には助かる機能かと。

上記2つのアプリを入れておくと、ほとんどの気象・災害情報は手に入ります。

iPhone版

Android版


3、全国避難所ガイド

大半のアプリだと、圏外になったら繋がらなくなるが、このアプリに関しては圏外でもキャッシュされた避難所や地図が表示される仕組みになっているため、電波が届きにくい地域には

・現在地から最も近い避難所、避難場所などを表示
・コンパス機能付き。

・避難所や自宅の方向を矢印で表示
・現在地にいるエリアの自治体ホームページをすぐに閲覧できる
といった機能付き。万が一、旅行先で災害に遭っても、すぐに現在地からの最寄り避難所を検索が可能。自治体も推奨しているアプリなので、入れておいても損はないはず。

iPhone版

Android版

4、radiko.jp

ラジオを聴く定番のアプリ。

昔からよく、「災害時の情報収集はラジオから集める」と言われていて、それは今でも根強く残っている。

ラジオからリアルタイムで地震・台風・大雪に関する情報はもちろん、交通情報やライフライン情報も逐一入りますので、入れるべきといっても過言ではない情報収集のマストアプリである。

iPhone版

Android版


ライフスタイルに合わせたアプリを入れることが大事

ここで紹介したアプリのほかにも、たくさんの防災に関するアプリがある。必ずしもここで紹介したアプリが、皆さんのライフスタイルに適合しているとは限らないので、空いた時間にいろいろなアプリを調べてみて、自分のライフスタイルに合うアプリを見つけて登録していただきたい。

サポートされた資金は、すべて取材費用に充て、質の高く共有されやすい記事を皆さまにお届けしたいと考えています。