無職、本を買う。

無職の分際で、稲盛和夫さんの本「実学」を買いました。もちろん中古です。

前から気になっていて、私も簿記3級を先日取ったので読んでもついていけるかなと思い、amazonで中古を買いました。

稲盛和夫さんの本は、5年ほど前に「生き方」を何故か伊豆下田の本屋で買い、ホテルで読んだのが最初です。部下に厳しい経営者だなというのが、簡単な感想でした。

この本は、1998年初版の古書ですが、ロングセラーになっている名著です。読んでみて、会計の素人だった稲盛さんが会計の重要性に目覚めた経緯、そして全国の経営者にその重要性を説いています。

簡単な感想ですが、稲盛さんはまぁ何と几帳面な経営者だろうかというところです。あとは、会計の視点からを経営を改善すること(経理が、業務の問題点を洗い出し、利益を生み出す)に注力されたように思われます。

 私が日頃神と崇め、数年前に本当に神になってしまわれた未来工業初代社長の山田昭男さんとは、経営手法として対極に位置する方かも知れません。山田さんは、基本的に「良きに計らえ」の人でしたから。
 それでも、有能な人材(稲盛さんの本では会計士)を最大限に活用するという点で、共通点はあります。人を使うことは、経営者の必須スキルなんでしょうね。

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