選ぶ+考える選択肢を広げる。
WiSE KiDS LaBで私が気をつけていることのひとつを、今日はご紹介しますね。
こども達がなかなかアイデアが浮かばないとき、
たとえば、こんなのがあるよ。
たとえば、こんなこともできるよ。
と、アドバイスするのですが、選択肢として必ず3つ以上言うことにしています。
1つだと、こちらが決めつけることになっちゃうし、こどもは「言われたことをやるだけ」になっちゃう。
2つだと、どっちか「選ぶ」だけになっちゃうし、こっちがいいんじゃない?っていう私の意図が入ってしまう可能性あり。
なので、3つ以上。
そうすると、「選ぶ」だけでなく、どれがいいか「考える」ことができたり
ミックスして新しいアイデアが浮かんだりします。
ヒントは与えたとしても、それはこどもが自分で決めたこと。達成感も責任感も変わってきます。
また、たとえば、こんなのがあるよ。たとえば、こんなこともできるよ。は、私のアイデアだけでなく、なるべく「第三者のケース」を伝えるようにしています。
テレビでこんなことやってたよ。
こういう商品があるよ。
こんな本があるよ。
○○くんはこういうのを作ってたよ。
○○ちゃんはこう言ってたよ。
という感じで、私の意図がなるべく入らないように、選択肢を広げるようにしています。
こども達よりちょっと知識や経験が多い私たちオトナが、こども達にするべきことは、ひとつの正解を押しつけるのではなく、たくさんの選択肢を広げて見せてあげること。
その選択肢が、こども達のクリエイティブな感性を育むデータベースになっていきます。
今日のクリエイティブ教育のススメ
「選択肢は3つ以上広げて見せよう」
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