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女性の美しさについて

シンデレラに白雪姫。
眠れる森の美女など
誰もが憧れる素敵なおとぎ話は

『苦難の後には幸福が訪れる』

だけでなく

『美しくなければ選ばれない』

という一種の呪いも女の子たちにかけた。


その呪いにかかった子たちは

自分は太いと気にしている子は
「食べちゃいけない」と自分に課して
爪が割れるほど栄養を断ったり

自分は細いと気にしている子は
「もっと食べなきゃ」と自分に課して
苦しいのを我慢しても
無理やり食事をしたりする。


思春期の女の子の体は特に繊細で
過剰なストレスを受けると
生理前から生理中にかけて
動けないほど体がキツクなったり
自分ではコントロールできないほど
感情的になったりする。

普段なら我慢できることが耐えられなくて
「苦しい」「辛い」って気持ちを
いちばん大事な人に爆発させて
せっかく手に入れた関係を自ら壊すこともある。

それほどの不調を感じながら
それでも美しくいるための努力を
し続けなければならないと
自分に強いて苦しんでいる。


でも美しさって人それぞれなんだ。
例えば芸能人の渡辺直美さん。

センスがよくてオシャレで素敵だけど

「痩せればもっと綺麗なのに」

と言う人はあまり居ないだろう。

「あの恰幅の良さや堂々とした佇まいが
ゴージャスで素敵なんだ!」

と少なくとも私は思う。


痩せている女性の美については
もう推されすぎているほど推されているので
ここでは割愛するけども

一般的に「細くて柔らかくて女性らしい体が魅力的」と
されている一方

女性のボディビルダーさんも居て
ムキムキに鍛え上げられた肉体を
美しさとして競う競技もある。


顏や肉体ばかりじゃなくて
喋り方や立ち振る舞いが綺麗とか
性格が美しいとか
知性が輝いているとか
世の中には本当に色んな美しさがあるんだ。

ずっと自分を苦しめていた

「もっと細くなきゃ」とか
「もっと豊満じゃなきゃ」って

狭くて小さな基準に
無理やり自分を当てはめようとして
そうできない自分を憎まなくても

たくさんある「美しさ」の中から
自分に合ったものを選んで
大切に育てていけばいいんだ。


肉体や性格の美しさについては
いろいろ好みがあるけれど

「私、最高に幸せ!」

って顔で笑う女性の美しさについては
万人が認めるところなので。


🌸最後までご覧くださり、ありがとうございました🌸


今日の記事は、下記の漫画に触発されて書きました。

『自分サイズでいこう・私なりのボディポジティブ』

太っていることに、ずっとコンプレックスを抱いていた女性がボディポジティブという考え方を知り、

・体型に関係なく自分を愛していいんだ。
・オシャレを楽しんでいいんだ。

と自分を苦しめていた固定観念から解放されて「自分らしさ」を楽しめるようになっていくお話です。

「色んな体型に、それぞれの美しさがあるよね!」って自然に思える素敵な漫画なので、良かったら読んでみてください。