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aikoさんのボーイフレンドという曲に寄せて

 この曲で「テトラポッド」って言葉を初めて知った。
 この曲の美しい日本語が好きだ。
 最近の「エモい」って言葉が嫌いだ。感情が昂った時、美しいと感じた時、何か言い表せない感情。こんな時の気持ちを言葉で表現することを放棄して、全て「エモい」で片付けるのが嫌いだからだ。

 ボーイフレンドの2番が好きだ。
 aikoさんはこの時すごく若かったと思う。
 こんなに美しい日本語があるんだろうか。表現に妥協がない。
 おじさんになってあらためて思う。瑞々しい感性がいかに素晴らしいか。こんなにキャッチィで、こんなにカントリーで、懐かしく感じるのに2000年の日本でいちばん新しい曲があるのかと。

 この曲を陳腐な言葉で表現するのが申し訳ないが、今しかないこの気持ちをここにアウトプットしておく。
 高校生とか大学生の時は浮かれてる音楽とか思ってたけど、そんなことなかった。骨太の「音楽」がここにあったんだと思う。


気が向いたらぜひ! ※頂戴したお金は、日本経済を回した後、当方の胃袋の中に消えます(笑)