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【第4回】情報リテラシー論【レポート】


みなさんこんにちは、ひだまりです。
本格的に寒さが厳しくなってきましたね…。
あまりの寒さなので私は最近はもっぱら温かいものばかり飲んでます。
しかもちょうど昨日、出かけた帰りに雑貨屋さんに立ち寄ったらめちゃめちゃ好みドンピシャな急須があったので、即買いしてしまいました。
今年の冬は淹れたてのほうじ茶をお供にして乗り越えようと思います。

前回の振り返り

前回はチャットGPTとBardの違いについて検証してみました。
個人的にはかなり興味深い結果が出たので、気になった方は是非こちらのレポートも読んでいただけると嬉しいです。

また、情報リテラシー論の授業を担当してくださっている横田秀珠先生のブログはこちらからご覧いただけます。こちらもよければ是非。

本題

第4回の授業テーマは「SNSについて」でした。
今回はFacebookに関する話が大きな割合を占めていたように感じます。
日本で過ごしている私にとってFacebookは少々縁遠く、SNSというテーマのもとでTwitterよりもFacebookの方が話題によく上がるのは不思議な感覚でした。
そもそも”情報リテラシーとSNS”なんて文面を見れば、高校までは間違いなく「SNSで知らない人と会うことの危険性」「SNSのデジタルタトゥーによって生まれるリスク」などの話が中心ですし、主な例として挙げられるSNSも大抵LINEやTwitterあたりが多いので、新鮮な感じがしました。

余談ですが、個人でやっているゲームの中で海外のフレンドと別のSNSで繋がる際にFacebookでの友達追加を提案されたことがあり、実名ということへの抵抗とあまりよく知らないという不安感から、いい反応を返せなかったことがあります。

しかし今回の授業を通して、Facebookの成り立ちや海外での普及率などについて学び、だいぶ印象が変わってきました。

日本と海外のSNS事情

先ほども言いましたが、日本ではSNSといえばTwitterやInstagramが真っ先に挙げられますよね。ですが実は、海外でのTwitterはFacebookほど人気があるわけではないようです。少し負けているというレベルではなく、結構な差があります。
日本では利用者がTwitter4,500万人に対しFacebook2,600万人で約半分という感じですが、世界ではTwitter5億4,000万人に対しFacebook29億8,900万人となり、6倍近い差があります。少々年代のずれがあるので正確ではありませんが、肌感覚として傾向は変わっていないと思います。(下記の記事を参照)

一体この差はどこから来るのか、気になりますよね。
なので、今回はここについて考えていきます。

上記の記事にも書かれていたのですが、授業で横田先生が説明してくださった、TwitterとFacebookの参入時期による違いというのが気になりました。
元々は色々なSNSが生まれていく中で、人は新しいプラットフォームへと移動していく流れがあったそうなのですが、日本も海外もそれが止まるタイミングがありました。それが、海外だとFacebookが普及した段階で、日本だとTwitterが普及した段階の時です。海外での普及はFacebookが先なのに対し、日本での普及はTwitterの方が先だったことを考えると、FacebookとTwitterはそれぞれ同じような役割を持っていたものの、先に手をつけたプラットフォームの方に定着したのが大きいというのは確かにありそうです。

また、もともとFacebookは文字通り”顔の本”であり、世界の電話帳みたいなものだったので、Twitter独自の投稿機能で一旦は海外でも人気が出たのですが、FacebookがTwitterのミニブログ機能を取り込んだ結果、世界での人気は結局Facebookに流れていき、海外の方では不動の地位を獲得したという裏話もあるようです。

私はそこで、なぜ日本だけがそれでもTwitterに留まったんだろうと少し疑問を持ったので、他にも理由がないか調べてみました。すると、こちらの記事で結構面白いことが書かれていました。

今回の授業で挙げられた参入時期の違い以外にも、モバイル媒体の普及率が高かったことや、字数制限と日本語の親和性、電車移動が多いから、匿名性が高いから、コンテンツメーカーが主導権を握ったからなどの理由が述べられていました。

特に字数制限と日本語の親和性という観点はなかったので興味深かったです。日本語は漢字によって短文の中に多くの意味を含めることができるので、単純な字数で言えば英単語よりも140字に収めやすいというのは事実だと思います。例えば「これ難しい」と呟く時、日本語であれば5文字で済みますが、英語なら"(This is )difficult"となり少なくとも9文字、多ければ15文字程度必要になってしまいます。また、日本語では略語も多用されるので、その効果もあるかもしれないとのことです。
実際にその制限がどれだけの差を生んでいるかについて述べている記事があったので、気になった方はこちらもご覧ください。英語圏の140字は思ってたより大変そうです。

私はそこに加え、音節の感覚も関係あるのではないかと感じました。日本語ではひらがなで言えば1文字1音節なので口に出せばすぐ数えられますが、英語では綴りと音節の数が異なるので、あまり文字数の感覚がなく、そこの使い勝手が微妙だったのもあるんじゃないかなと思います。

と、簡潔ですが今回のレポートはこの辺りで終わりにさせていただこうと思います。

あとがき

今回の内容は細かい興味がたくさん湧いてくる感じだったのでなかなか書くポイントを絞れず、3回ほどテーマを変えて長々とレポートを書き直すことになってしまい、先に体力が尽きてしまいました…。書きたいことが多すぎるというのも考えものですね。バイト終わりの深夜に寝こけながら書くのももうやめます。(深夜4時くらいまで書き直してました)
そんな限界の状態で書いたレポートで申し訳ないですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
温かいお茶でも飲んで、ほっとひと息つく時間を大事にしてくださいね。

#長岡造形大学 #情報リテラシー論

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