見出し画像

「ナイルの夕陽よ、もう一度!!」⑧

エジプトの大腸菌には、
ラッパのマークの正露丸も太刀打ちできないのだ

画像1

寝不足の顔で朝食へ向うと・・・
同じツアーの人たちのほとんどがやられていた。

しかし アタシが一番の 重傷だったのだ。
朝ご飯はほとんど 食べられなかった。紅茶を飲んで終わり。
ヨーグルトがあったけど、アタシャ ヨーグルトは大ッキライなの。

画像2

次なる観光のため、
朝食のあと 感慨深いホテルをチェックアウトして、
我々はバスにてコム・オンボの神殿へ・・・

しかし・・・・・情けないことに 重病人と化したアタシは観光地に着いても、 トイレに行くだけ行って、後はバスから出られなかったのだ(TT)
もー バスの最後部座席に寝っころがっちゃって・・・

うんうん 唸るばかり。

画像3

ああっ!! ホルス神殿よ・・シクシク
ああっ!! コプト教の教会よ・・シクシク
なんてこったい! オリーブッ! 哀しいぜっ!!

画像4

今夜の宿泊先は
王室御用達なホテル・・ムーベン・ビック・ジョリ・ホテルである。
ここもまた スバシライホテルだったけど(バンガロー形式)
何しろ ずっと魘されていたので ほとんど記憶がない(TT)

画像22

ここに着いて、お昼。
悪いけど 何も食えん~
部屋に行く前に食事だったけど、アタシ立ってるのがやっと。
だもんで、
ミントのハーブティーだけもらって、それを部屋に持ち込む事にし、
皆より一足先に部屋に行かせてもらう事にした。

ああっ!! かなぴー! おいしそうなものたくさん並んでいたのにっ!!

画像5

部屋に入るなり ぱたんQ! もお 動けませんのでしたっ!!

ミントティーをガバガバ飲んで、ひたすら 魘されるの巻!!
友達たちが町に行くというけど、
アタシャ ごめ~ん 二人で行ってきて~ってな感じ。
夕飯ももちろん駄目・・・
ホテルの人が気を利かせて、果物もってきてくれたんだけど、
果物キライのアタシが食べれるのってグレープフルーツとイチヂクだけ。
けどイチヂクはすごーく美味しかったよん。

画像12

夕食の後は カルナック神殿での
光と音のショーを見に行く予定だったんだけど・・
アタシャ それもパス。
友達二人を見送って、なおも一人 魘されていたのでありました。
やだー もおー 正露丸ぜんぜん利かないんだもん。

まったく もって エジプトの大腸菌は強烈です。太刀打ちできません。

カルナック神殿の音と光のショー
アタシは見れなかったんだよ~ん(T^T)

画像6


そして その夜もひたすら ミントティーをがぶ飲みし、
日本から持参したミントとラベンダーのオイルを
お腹に塗り続けたのでありました。
その甲斐 あってか 翌日にはなんとか 起きれるほどに。。

しかし 顔には疲労の色が・・・とほほ

画像10

さてさて いよいよ 舞台はルクソール。
旅行も佳境に入ってきたぞぉ~なのでした。
なんてったってカルナック神殿だもん。
しかしねー ナントカ歩けるというものの、
完全には治ってはいない!! のだよ。

超フラフラでござりました・・ええ。

画像7

カルナック神殿を見た時、
アタシャかつて見た映画「モーゼの十戒」のワンシーンを思いだしたよん。
チャールストン・ヘストンがモーゼで
エジプトの王子がユル・ブリンナーだったやつね。

画像9

あ゛ー ここ出てきた、出てきたって・・・

とりあえず エジプトの滞在も
残すところ あともーないからって
頑張って歩いたけど、死にそーだったわよ。

画像13

カルナック神殿からルクソール神殿までは
馬車に乗っただ!
けどね、御者のヤツ 前見てないんだよー
怖かったあ~ 超とばすしさー

画像8

けど ここいらでそろそろ 体力の限界が近づいてきた。

画像14

途中で あー もう 歩けん・・って
アタシとRちゃん Kちゃん 一人で行ってきてっ!
って 入り口でへたり混んでしまって、
結局 ルクソール神殿 の中には入らなかったのだ。

画像11

その後は。。。王家の谷だ!
王家の谷は ナイル河を挟んで 西側にあるため 渡し船に乗って対岸へ。。。

画像21


途中 メムノンの巨像を見によったのだが、
アタシャ へろへろに疲れきっていたので、
バスの中から出れませんでした。
バスの中から拝んで終わり・・・なの。ヨヨヨ

画像21

次に向ったのは、ハトシェプト女王の葬祭殿。
これは絶対に見なくっちゃってトコでもあるんだけど・・・いいやって思った。あの、記憶に新しい 哀しい事件があったとこね。ぐっすん。

画像16

アタシャ やっぱり バスの中で寝てました。
みんながとぼとぼを歩いていくのを遠目見送って それを眺めていただけ・・・けど あそこであんなコトが起るなんて・・合掌。

画像17

いよいよ 眼前に迫ってきたのは 王家の谷~!!
んでもって メインはなんてったって ツタンカーメンの墓なのよ~!!
何でも 傷みが激しいので その年を最後に
ツタンカメーンの墓は観光客の出入りをストップするという事だった。
だから、アタシらはラッキー!!

画像18

とりあえず 入った!! おおっ! ここだ~!
ここの中に入ってたものに関しては、カイロにて既に拝謁ずみ・・なのだけど  ああ、そうか。。うんうん ここがそうなのか・・・
ミイラの呪いの場所なのねんのねん・・てな感じでした。

けど、特に何も感じなかったよ。

ああ・・もう ここには何もいないなって感じ。
嫌な感じは別にしなかったし。

て、いうかー 

アタシ 下痢でそれどころじゃないってのもあったかも・・
タハハ

ここでも ゆったり ロマンに浸る間もなく、慌ててトイレまで走ったモン(笑)

「ごめん!ツタンカーメン!今はアナタより トイレなのっ!!」

ってな感じっす。

画像19

ちなみに中の写真撮影は禁止であった。
その後の記憶がない(笑)

その⑨につづく

画像21



もし、こちらの記事を読んで頂いて、面白かった、参考になった…とそう思って下さったり、サポート下さいましたならば、心から嬉しく思います💛