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セキュリティゲートと見えない門番

たまには職業上の小ネタでも投下しておきます。
「前世を記憶する子供たち…」の続きも書けてないんですけど、それはそれで。

先日…って言うか、少し前ですけれども、必要あって増上寺に行ってきました。まあ、都内ですから決して遠い場所ではなく、いつでも行けるところなんですけど、最近の私はかなり出無精になってますので。それでも、昨年から半年ぶりくらいですかね? 
ああ、3か月に一度カットしに行く美容室が芝公園だから、近くは通ってはいるんですよ。でも、わざわざ毎回立ち寄るわけじゃなしってな場所。芝公園までは日比谷で乗り換えるから、有楽町とか日比谷にすぐ出て、銀ブラして帰ってきちゃうので。

こんな頭にしてもらってきている

で、増上寺の徳川家墓所ですね。行けって言われて行ってきたのww いやさ、行けと言ってきたのは生きている方ではありませんが。

増上寺へは何度か行っているけど、墓所に入るのは初めてですね。全員の墓があるわけでもないし、さほど広い場所でもないです。ただ、解剖学とか検視報告書の本に一度はまったことがあって、その時に…

これ欲しいなあって、他にも数冊似たようなの出ていましたけど、それで興味持ったんですよね。高くて、買うの止めましたが。そうですね。臭いに敏感なたちだから、難しいと思うけども…来世では検視官・監察医になれたらイイナって思ったことあったりした私。たぶん無理ですが。

いやさ、今回の目的は違います。その理由ははしょります。

拝観料を払って、中に入らせて頂き、一通り見させて頂いてから、ボケラッとしていると…一人の身なり正しい御侍さんが敬礼?というのかな、頭を下げて挨拶してくれたんですよ。はい、肉体のない方です。幽霊でもないですね、なのでエレメンタル。

その方は黒い上下の着物(下は袴)姿でした。時代劇で見るお侍さんの服装って、もうちょっと明るめ?の服が多いような気がするんで、上が黒って言うのは珍しいなあ…なんて思ったりして。

そうですね、戦国武将みたいな、お前たち歯も磨いてないし、風呂入ってないだろ!って言うような、泥だらけで小汚い恰好をした武士つーか、鎧兜みたいなのを着た人たちを視ることの方が多いもんで、こんなに清潔感のあるお侍さんて、メズラシー!って感じでしたかね。髪型こそ、月代でしたけども。

青が多いのは藍染?の色ですかね??

で、見学が終わって、「茶でもするかー」と東京駅まで戻るかーと外に出ると、なんかねー 見送ってくれるんですよ、
その人。「あなた、どなた?」と尋ねると、ある風景を見せてくれる。桜田門の映像。それでお察しです。ここ、詳しく書けませんのでご想像にお任せします。

なんでも、交替で番人?墓守のような、ガードマンのようなことをしているらしいですね。当時の幕府に仕えてた人たちのエレメンタル。死んでからも仕事しているなんて、ご苦労さまとしか言いようがないんですが<無給だし

なんか妙に礼儀正しい人でした。20代後半くらいの人だったかな。むさくるしくなく、清潔感あふれる感じで律儀って感じ。何から何を守っているのかは謎ですがw

まぁ、とりあえず敬意を示してくれたので、敵認定はされてないみたい。警戒されまくってマークされたとか、攻撃されたとかでもないですしね。

まあ、そんな風に今も生きている人間たち以外の存在によって、護られている場所っていうのもそれなりにあります。普段は私も意識しないし、気づくこともないんですけど。
今回は理由あっての来訪だったからかなあ。

で…神社の鳥居には、結界が貼られていることが多いんですが。中にはセキュリティゲートみたいに、鳥居そのものが来訪者をチェックしていることがあります。どんな人が来たのか、まるで監視カメラみたいな働きをしていていてね。
都会の神社では見かけないけど、由緒正しいところとか、古いところではたまにあったりしますね。誰かが創ったのでしょう。最近の人たちは創ってないと思うし。

とくにM神社。今は体力がないので奥宮にはさっぱり登れなくなってしまいましたが、奥宮に行くまで何個か鳥居があるんですけど、一つ通るたびにまるで自動ドアみたいに、見えない扉というか空間の何かが開いていくんですよ。それが何て言うか、面白いの。「あ、ここもだ」「またしても、ここもかー」ウィーンウィーンいう感じで、開く様がホント爽快で楽しくなっちゃった。

まるで許可が下りて「入って、ヨシ!」って言われたみたいでね。パッーと開いていく様が小気味よくて、なんか気持ち良かった。自分がVIPになった気分でww

それとね。無料で誰でも入れる歴史的某名所では、門をくぐるたびに入場料として、エネルギー(氣)を吸い取る仕掛けのあるとこがあったりするんですよ。何か所ある門すべてにその仕掛けがあって、未だに動作しているのがすごいな~って思う。そのことに関してはとある人が、そういう仕掛けがあると教えてくれていたので(本でね)、構えていたんだけど、行ってみるとやはりあって、「タダより怖いものはないなー」と思ったりしました。まあ、場所を維持するためというより、その場所を「護って」いくためには…ある一族を存続させ続けるためには(しいては日本国のスピリットを守るが為)、必要な仕掛けなんだろーなって思います。

まあ、「怪談牡丹灯篭」の男性ほどには…死霊に生気を抜かれるほどの量は取られないんで、まあ問題ないしね。

ちな、私は他の人よりは取られる分が「少な目」です。何故か? 理由はちゃんとあるんですが、それは内緒にしてきます。その仕掛けが解るから、ではないんですね。私のある過去生に関係あるかなっっ ホホホ

てなわけで、ちょっとした小話でした。



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