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アチューンメントとセッションの違い

アチューンメント(伝授)とヒーリング(施療)はまったく異なるものです。

アチューンメントとは、日本語だと「伝授」「霊授」という言葉に置き換えられて説明・用いられることが多いのですが、翻訳としては「同調する」「共鳴させる」という意味合いになります。あくまで伝授の方法として、このアチューンメント(同調)という技法が使われているわけなのですが、今日では、高次元のエネルギー(特定の周波数=波動を持った氣)を人から人へと伝えていくため(伝授)の方法として、もっともポピュラーでスタンダードなやり方になっています。

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ヒーリングとは癒しを起こすこと、すなわち自己治癒力を誘発させるための働きかけ、肉体を病気ではない本来のベストな状態へと戻そうとする行為そのもののことです。現代医学たる西洋医学を始めとして、東洋医学(中医学・日本漢方)、心療内科も精神医学も理学療法も、民間医療全般の手技手法もすべてヒーリングに属します。

一口にヒーリングと言っても、その範囲はとても広く、様々なヒーリングが存在するのですね。

肉体にアプローチするもの、心にアプローチするもの、精神(思考)にアプローチするもの。相手の身体に触れるもの、触れないもの、セラピーだったりカウンセリングだったり、道具を使ったり、言葉や音楽、色やイメージを用いるもの、個人で受けるもの、グループで受けるもの、ワークやエクササイズ的なものだったり、形態も方法も様々です。

ハンドヒーリングはエネルギーヒーリングに属するもので、手から放出される氣を自分だったり(セルフヒーリング)、他者に対して当てることで、その氣を他者に譲渡したり、氣を整えたりすることを目的とする施療です。このハンド・ヒーリングを習得する(出来るようになる)ための方法として、エネルギー・アチューンメントという伝授の方法が存在するわけです。

エネルギー・アチューンメントと呼ばれる行為(メニュー)は、その方にエネルギー・ヒーリングのために用いる特定のエネルギー(氣)を使える状態に整えて、お渡しするためのレッスンで行為になります。

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アチューンメント(伝授)を受けるということは、そのエネルギー(特定の周波数の氣)を使って、ハンドヒーリングもしくはイメージを用いたエネルギーヒーリングを出来るようになるためのレッスンを受けるということになります。特定の氣のエネルギーとの縁を結んでもらう、と言う言い方をする場合もありますが。

ヘルスケアすなわち自己健康管理の方法として氣と縁を結び、それらを流せるようになりたい、他者に対しても施療を出来るようになりたい・・・すなわち、自らが健康になりたい、身近な人や家族などへの家庭の医学的ヘルスケアサポートとして習得したい、誰か助けを必要としている人に何かサポートをできるスキルが欲しいと考えている人、氣を感じたり扱っていけるようになりたいと考えている人に対して薦められるレッスンになります。

基本、アチューンメントでお越し頂いたときと事後のサポートは、アチューンメントをしたことによって起きる身体的反応(浄化・好転反応)の対処法、テキストの内容に対する質疑応答、実際に使用してみて発生した疑問点に対する回答など、そのようなサポートまでが範囲になります。

要するに使えるような状態にして、トリセツを渡して…というところまで。後は何か質問があったら、どうぞ聞いてください。みたいな感じですかね。

エネルギー・アチューンメントはそんな感じの流れです。

さて、エネルギー・ヒーリングというのも色々ありまして、施療者によって用いる手技や手法が異なります。

セッションと言うのは、施療者側(ヒーラー)がクライアント(ヒーリー)と共に力を合わせて、クライアント側の問題に取り組むための場で行為って意味合いで、用いられている業界用語になります。本来の言葉の意味としては、会議や会合の会期のこと(議会の開催)を言うのですが。通信環境ではアクセスのことを言いますね。

エネルギー・ヒーリングを用いたセッションのことを、ヒーリング・セッションと言うことが多いわけですが、当然、施療者によって提供している内容や行われることに差異があるわけです。それぞれの施療者は自分の持っている知識や習得したテクニック、スキルに応じて、自分なりのヒーリング・セッションをメニューとして提供しています。

得意分野とか、勉強してきたこととか、身に着いていることなど、経験も含めて皆異なりますから、類似のセッション・メニューは存在していても、個性と言うのがあり、自分が求めている結果や効果、希望しているサービスを鑑みて、選択するのがよろしいかと思います。

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さて、当方での個人セッションはその方が抱えていらっしゃる問題を、別次元の見解によって対処し、解決の方向へお手伝いすること。手法としてはサイコセラピーで、レイキによるハンドヒーリングなどの施療も組み合わせてはいますが、アチューンメント(伝授のためのセッション)では、こうした個人的な問題のご相談とアプローチは範囲外になります。もちろん、お互い打ち解けるための世間話などはとても大切なコミュニケーションですので、その範疇ではありませんが。

アチューンメントと施療そのものといった行為並びに個人セッションとでは、そもそも内容が異なるということをご理解頂きたく思います。

個人的な問題に対する相談やアプローチは個人セッションあるいはヒーリング・メニュー。アチューンメントはスキルを教わるためのレッスン。その違いについて、知っておいて下さい。

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また、書かれている「エネルギー」の特徴(個性)としての説明を読まれて、そこに書かれていることが「手に入る」、つまりは特定の傾向を持ったエネル ギーの「アチューンメント」を受けることによって、そこに書かれている説明通りの事象が自分の人生に起きる」とストレートに考えていらっしゃる方があまりにも多いようです。残念ながら、エネルギーを扱っていく立場のヒーラーでさえそれを誤解している人が多かったりもします。

断っておきますが、そのエネルギーと繋がることが出来たからといって、そのエネルギーが必ずしも、特徴として語られているような、現世ご利益的な結果 (恩恵)を生じさせるとは限りません。
エネルギーとは、使っていくべきものであって、繋がることはできても、正しく使うことをしなければ意味がないからです。

実際、オーラやチャクラ、三つの体に様々な問題があったり、エネルギーブロックをたくさん抱えていると、かろうじてエネルギーと繋がることは出来て も、そのエネルギーが恩恵を与えたり、有効に働くことは皆無だといってもいいでしょう。その人が抱えているエネルギーレベルでの問題が解決しないかぎ りは、せっかく繋いだエネルギーのリンクも凍結されたままで、何年も起動されることがないまま、放置されることになってしまいます。

そうでない場合・・・ようするに、エネルギーの説明にある内容を読んで、ただそこに書かれていることが自分の人生に起こることを期待している人には、 その願望を満たすことなく、ときに期待外れである場合も多いこと、ご理解下さいませ。

ただし、自分の人生に足りないものとして、それを補う意味として自分へのギフト、癒しとして選ばれる場合は別だと思います。 過大な期待を持ちすぎず、人生に不足しているものを呼ぶための呼び水、そのエネルギーと縁を持ち、自分のために積極的に使っていこうとする人には、無駄な投資にはならないでしょう。

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