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心のバランス

2024年が始まって1週間。
どんよりとした天気や気持ちから始まったように思う幕開けから、もう1週間も経つのですね。

どんな時にも、一日は24時間で過ぎていき、そしてまた新しい朝が来る。

私は関西住みなため特に被害はありませんでしたが、連日の悲惨な報道に、何となく心が疲弊していきました。同じ日本に住むものとして、現実をしっかり見た方がいいとは思いつつ、それを追いかけて自分の心が沈んでいてどうするのだとも思います。
起きたことの事実は変わらない。
これ以上起きないように、祈るしかない。
今わたしにできること。
自分を大事にして、そして周りも大事にすること。それが回り回って、世の中を大事にすることなのだろうと行き着きました。

偶然にも、自然災害や事故とは別に、
今季の年末年始を通して、
自分を大事にすることが1番だなと行き着来ました。

みなさんは、実家や親戚とどのような関係ですか?
私は、実家の近くに家を建て、とても恵まれた環境にいるのだろうと思います。
病気等何か困ったことがあれば、お互いに直ぐに駆けつけられる距離。
年末年始やお盆など、なにか行事ごとがあってもすぐに行ける距離。新幹線や飛行機を利用することも無く、両実家にお泊まりをする必要もありません。
これってとても恵まれているのでしょうね?

結婚して12年。
実際、恵まれていると思っています。
何か不安事があればすぐに頼れるのですからこれ以上のことはありませんよね。

結婚し、離れて暮らすようになり、
12年も経つと自分の居心地のいい空間が実家ではなく自宅になっていきます。
当然ですよね、自分が住み良いように環境を整えているのですから。

自分で家事をするようになって、
私はこれが好きだったのか。
これを大事にしたいと思っていたのか。
ということが見えてきました。
〝自分〟という人間が、自分でより良くわかってきたのです。

その中で見えてきたこと。
それは母についてです。
以前にも書いたことがあったように思いますが…
改めて、
私は母の思うように、母が想像した子どもになろうとしていたのだろうなと。
母にはそんなつもりは微塵もないとは思いますが。

幼い頃は、母が右と言えば右を向き、何か考えを言えばそれが正しいものだと思っていました。
だから、それは違うんとちゃうか…?
と思ったとしても、そうやんな、そう思うわ。
と返していました。
20歳で働くようになり、社会を知り始める頃には、母の考えはなんか違うのでは?ということが出始め、それは違うのじゃない?と意見するようにもなって行きました。
母は自分が正しいと思ったことは曲げず押し通すタイプ。
自分の知らない知識のことは、私にそれは違うと言われると、素直にそうなんや?と受け取ってくれることもありますが、
自分が経験した結果、こうなったという事実があれば、それは絶対なのだと曲げません。

こう、文章で書くとすごく当然のことようですね。自分の経験の中で物事を見て、自分の大事な人が失敗しないようにアドバイスする。これって普通のことですね。

しかし私は、自分で経験してみないとそうなるかなんて分からないんじゃない?と思うのです。

うーん、こう書くと、私もまた母と同じように頑固ですね(笑)

私は、私の意見はこれだけどあなたの意見はそっちなのね。そっか、意見は違うけど、どっちもいいよね。それだけの事。にしたいのです。

それを他人だとできるけれど、家族とは同じ意見ではないといけない!と刷り込まれてきたように思って仕方ないのです。
正しいを押し付けられることがすごく嫌いです。
と同時に、私がやりがちなことのように思うのでいつも注意しています。そういうところが母に似ているように思って仕方なく、本当に嫌なのです。

そういう面から、実家に行くことが少し苦痛です。とはいえ、母ひとりで暮らすようになるので、心配は心配。話し相手として行ってあげたいという気持ちの矛盾。
1週間に、1回日曜にだけ行く。というリズムなのですが、それがちょうどいいのです。
日曜は、孫の顔もみせ、喋ったり美味しいものを食べたりして過ごす。これがとてもいいバランス。なのですが、年末年始ともなるとそうも行きません。

お餅つきをしたり、その他もろもろ毎日毎日実家へ向かいます。
すると途端にバランスを崩し、疲れてくるのです。それは母も同じなのかもしれないですね。

今年の年末年始は、少し行く日を調節してみようかな…。それもこれからを見据えた課題なのかもしれないですね。

心のバランスを崩すと同時に身体も崩れて来ます。見事に風邪をひきました。
やっぱり心の健康が1番!
自分の心のバランスを一番に考え、満たしていく練習を続けていきたいです。

長々と、お読み頂きありがとうございました!!

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