沖縄県知事選が近いので、東京から応援するしかできないんですけれど、玉城さんを応援したい気持ちで久々の配信をしています。

ツイッターとかフェイスブックとかで玉城さんと一緒に撮った写真、昔のですけど…をアップしたりしているんですけれど。

今日ちょっとお話ししたかったことは、ぼく自然保護協会というところにいるときに、その協会は辺野古・大浦湾の自然を守るっていう活動もずっとしてました。
当然、辺野古・大浦湾、ジュゴンの餌場もあるし噛み跡がいっぱい見つかってた場所で埋め立てるのは罷りならんという主張してきたのでそういう観点でも、その、いま立候補されてるかたたちの中で辺野古、完全に移設反対を表明しているのは現職の知事の玉城さんだけなので、そういう観点でも当然応援しますっていうことなんですけれど。

個人的には玉城さんが衆議院議員時代に環境委員会っていうところの委員をやられていて、その辺で私も色々とお世話になったり、あと知事になられてからも希少種条例みたいなものを作りたいんだけどどう思う？みたいなお話をしていただいたりですね、そういう関係もあって、この人ならば任せられるかなっていうふうに思ってます。

辺野古・大浦湾の埋め立てが、なぜやってはいけないのか？っていうのはいろんな人がもう指摘しているので、当然、分かってるかたも多いと思うんですけど…

深い、すごく水深の深い湾、湾ってあれですよね内海、湾とそれからサンゴ礁、リーフが発達するような浅い海、これがひとつのセットになった環境を持ってるところっていうのは、沖縄本島の中ではですね、辺野古・大浦湾だけなんですね。

なぜそうなったのかっていうと…当然その深い谷、深い湾になってるわけ、理由っていうのはあそこ断層が走ってて断層に沿って深くほり込んでるんで、そういう場所っていうのがたまたま他にないってことなので。沖縄本島の中ではもう本当に貴重な場所ってことになります。

他にはないという観点でもあそこ埋め立ててはいけないっていうことなんです。

あそこのその断層が活断層の可能性が指摘されています。
で、ぼく自身も、ちょっと海底地形とか断面図とか見てみたんですけど、やっぱり活断層っぽいなって正直思ってます。で、これは確認するためにはちゃんと一回断面をしっかり取って、それからどの地形をどういう風に断層が切ってるのかっていうのを調べた上で最終的な判断をしなければ活断層って多分分からないと思うんですけれど、これに対して沖縄防衛局が…防衛省ですね、防衛省はあの「活断層マップ」に載ってないんだから活断層じゃない、みたいな…とても科学的とは言えない理由で大丈夫だって言い切っちゃってるんですね。
だからそういう危なさとか、当然ニュースにいっぱいなってますけどマヨネーズ状の地盤っていうね、あのぐちゃぐちゃだっていうことも含めてそこに作ってはいけない、工学的にも立地論としても、建ててはいけない場所だろうっていうふうに思ってます。

で、特にさっき言ったように深い、深い深さと浅いところっていうのはひとつの大きなセットの固まりになってる生態系の基盤っていうものが理由で、すごく重要希少性もたくさんいますし、あそこにしかいないっていうものもあるし。
それからサンゴの一種ですけど、アオサンゴっていうのが遺伝子解析すると、大浦湾のアオサンゴっていうのは他の同じ沖縄の周辺にいるアオサンゴと遺伝的な系統が若干ずれてきてる、大きくは離れてはいないんだけど、このままいったら多分新種っていうか種分化していくぐらいの系統の違いが見えてきているので、そういう意味でも失ってはいけない環境だっていう。

そこを守ってくれる、そこを守るために全力を尽くしてくれるのはどなたかって考えても当然選択肢はひとつになるってことですね。

ぜひ、皆さんも横に広げていただいて、いま自分のいる場所でできることをひとつひとつやっていくことが、積み重ねが大事だと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

玉城デニーさんを私は応援しております。

ぜひ再度知事になって、沖縄の未来のために、そして沖縄の世界遺産が本当の意味での世界遺産になれるように働いていただきたいなっていう風に思っていますので、この声を上げ続けていきたい、そう思っての短めの今日配信、不定期配信でございました。

玉城デニーさんの再選を祈り今日の配信を終わらせて頂きますありがとうございます。