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格闘技の世界への挑戦: トップを目指すのか、愛好するのか

格闘技でトップになりたいのか、格闘技を好きでやるのか。

元陸上選手(もとりくじょうせんしゅ)の為末大さんの諦(あきら)める力という本を読んで共感(きょうかん)した。

結果(けっか)が出ないのは、努力が足りないからではないということが書いてある。

僕は、為末大さんのスポーツにたいする考え方は、プロ格闘技選手世界王者を目指す(めざす)格闘技選手にも参考(さんこう)になると思った。

たとえば、ボクシングで世界王者になることを目指して名門(めいもん)ボクシングジムに入会して1年がたった頃(ころ)

にボクシングジムの会長に自分は、将来(しょうらい)ボクシング世界王者になれるかどうか聞いて会長から

将来ボクシング世界王者になれると言われたらボクシングを続ければいい。

けれど、会長に将来ボクシング世界王者になれないと言われたら、このままボクシングを続けるかやめるか、立ち止まって考える必要がある。

そして、ボクシング世界王者になるのが無理だと判断(はんだん)したら、他の格闘技で世界王者を目指したほうが合理的(ごうりてき)だ。

たとえば、ボクシングで世界王者になれなければキックボクシングで世界王者を目指して世界王者になれなければ

ブラジリアン柔術で世界王者を目指すのは、現実的(げんじつてき)で合理的だ。

さらに、ボクシング、キックボクシング、ブラジリアン柔術の経験から総合格闘技の世界王者を目指すこともできる。

ただ、注意する必要なことがある。

それは、複数の格闘技を経験して活(い)かすことは、若い格闘技選手しかできないということだ。

なぜなら、ある程度(ていど)年をとっている格闘技選手には、時間がないからだ。

時間とは、格闘技選手として活動できる時間だ。

それに、ある程度年をとっている格闘技選手は、若い格闘技選手のように格闘技の技を習得(しゅうとく)することができない。

なぜならある程度年をとっている格闘技選手は、若い格闘技選手に比(くら)べて身体能力(しんたいのうりょく)が落ちているからだ。

以上のことから若い格闘技選手は、1つの格闘技にこだわらずに自分に向いてない格闘技で世界王者になることは

諦めて自分が世界王者になれる格闘技を選んで世界王者を目指すことが現実的で合理的だと言える。

最後に。

僕の記事がプロ格闘技選手の合理的な選択肢について興味がある人、格闘技に興味がある人、何かに挑戦したい人の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。

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