助産師えっちゃん

女性やママが大好きな助産師。産後のカラダとメンタルの理解を広めたい。日本の助産師の「知…

助産師えっちゃん

女性やママが大好きな助産師。産後のカラダとメンタルの理解を広めたい。日本の助産師の「知」を継承すること、助産師の認知度を上げることが今の使命。 妊娠・出産・育児・家族・仕事の両立など、女性の置かれている社会を、乳房ケア産後ケアを通して感じることを書いています。

最近の記事

初めて乳腺炎

この土日も乳腺炎のケア訪問に行ってきました。 乳腺炎は待ったなし。全身辛いし、重症化して切開にならないようにケアしないといけないので、素早い対応が必須です。 急に高熱や痛みがでて気づくのですが、その前に「嫌な予感」として兆候はあります。それに気づかず放っておくと、乳腺炎なりやすいです。 初めての出産、初めての育児 合ってるかわからない いつもと飲み方が違う そんな時は早めに 地域の助産師、助産院に相談してください

    • 赤ちゃんのために、最良のママであろうとする心理

      母乳が出てないかも ミルクあげ過ぎって言われた 量の調整が難しい 痛くなかったら母乳あげたいです これくらいの湿疹、小児科行ってもいいですか? 全て赤ちゃんのため 最高のお母さんになろうという気持ちからの悩み だから「そんなに心配しなさんな」と言われると、寂しかったり、傷ついてしまう。 助産院でお胸ケアして、 実際に授乳をしてもらう 「あれ?全然痛くないです」  「こんなふうに教えてもらったことはないです。もっと早く来れば良かった」 たいていの方がそうおっしゃいます。

      • ミルク、使ってもいいですか?

        「ミルク、使っても良いですか?」 今母乳だけで育てているママからの質問。 「え?何でそんなこと聞くの?使っていいよ」 と皆さん思うことでしょう。 ママは子供に対して100%、120%のことをしてあげたい、って本能的に思うもの。 それに対して、周囲の人は「それなりに、平均的に、最低限、基準以上に」の視点で関わります。 だから、ギャップを感じて、孤独を感じたりします。「私がこんなにこの子のことを心配してるのに、何で?もっと真剣に考えてよ」と。 頑張りすぎるのは「母親」になっ

        • 助産師はママたちの御守り🧿

          産後に必要なものは お金だけじゃない ママの話をきいてくれる人 ママを心配してくれる人 暖かいご飯をどうぞと出してくれる人 ママが安心して赤ちゃんを託せる人 洗濯、掃除をしてくれる人 赤ちゃんをちょっと預かってくれる人 お世話の仕方を見せてくれる人 ママを愛してくれる人 ママを信じてくれる人 迷っていたら「プロに頼ろうよ」と背中を押してくれる人 「え、いるでしょ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、 毎日24時間体制で、ママのそばにいますか?実際の所、サービス使えます

          産後に感じる孤独の正体

          こんにちは。助産師えっちゃんです。 職業柄、産後のメンタルヘルスについて知識があり、自身の出産では産後を万全に準備したつもりでした。ただし産後1ヶ月までだけだったため、一人目の産後は夫が育休を明けてから孤独過ぎて鬱っぽくなり、復職後はワンオペでムリをして体調崩して入院したほどでした。 自分の経験だけでは参考程度にしかなりませんが、これまでお会いしたママさんたちの中で、産後に孤立して平気な人は一人もいませんでした。 ヒトは最弱の哺乳類。だから集団で生活し、狩猟し、子育ても

          産後に感じる孤独の正体

          はじめまして

          助産師えっちゃんです。 私は母性、女性が好きでなった助産師です。 そんな私が32歳、39歳のときに出産し、仕事と子育ての両立に悩みながらも助産師を続けてきました。 今、地域の助産師として妊娠中〜産後1年くらいの方とお会いしますが、平成、令和、アフターコロナで相談の内容が少しずつ変わってきました。 コロナ禍の4年間は特にですね。 女性たち、ママたちのモヤモヤやよくある質問やそれについての見解を投稿していきたいと思います。 では、次の投稿でまた会いましょう。