あなたはどんな人と多くの時間を過ごしていますか?

「今、あなたといちばん多くの時間を過ごす人を5人挙げてみてください」

数年前にこの問いを投げかけられた時、私は当時仲の良かった友人と…会社の人と…家族と…と、しどろもどろに答えたことを覚えています。
同時に、「その人たちは、あなたが達成したいレベルの成功を実現して(もしくは実現したいという気持ちを持って)いますか?」とも聞かれて、「いや、別にそういう思考はなくて、現状に満足していると思う…」と答えながらモヤモヤした気持ちを抱きました。

周囲の人には恵まれているけど、「熱量爆発!!」「やりたいことに対して努力する!」「努力を楽しめる!」というような人はあまりいませんでした。
仕事の愚痴を聞いたり、楽しく集まってわいわい宅飲みをしたり、それで充分だと思っていました。


そんな時、医療従事者で超激務の友人と久しぶりに再会。
仕事のいろんな話を聞く中で「仕事が楽しくて仕方ない!」「残業すぎて時間感覚も狂いまくりだけど楽しい」「将来はこんなことに挑戦したいんだよね」と仕事=好きなことをキラキラした目で語る姿をみて、私は目が覚めました
こんなに、大変な仕事内容を楽しそうに話す人見たことない。
この人の話は、愚痴じゃない。軽い悪口も挟むけど、根本は仕事が楽しくて仕方ない、という思いが伝わってくる。

こんな風に私もなりたい。
こんな人に囲まれた環境にいられる自分になりたい。

そんな風に思うようになりました。今でもこの人は私の憧れの人の一人です。


それから数年。
私の環境がどんどん変化した話はまた別の話になりますが、いつの間にかメモ魔のメンバーが、仲間としても友人としても当たり前にそばにいてくれるようになりました。
えげつないエネルギーの塊みたいな人達の中(=メモ魔塾のみなさん)にいることができています
前田裕二さんをはじめとして、ポジティブで熱量を惜しげもなく出せる人達ばかりで、私がどれだけ触発されて変化できているか挙げたら止まらないぐらいです。

自分の内面の変化も感じるし、自分が出せるエネルギー量も大きく変わり、成長スピードもどんどん加速していると自覚しています。

「この人達みたいになりたい」ってものすごい大きな力になります。ガムシャラな自分を出せる環境って本当に貴重だと思っています。


この話で何が大事かというと、「つるみの法則」ってあるよね、ということです。
つるみの法則とは、「いつも一緒にいる周りの5人が自分の平均になる」というもの。

まずは、「自分がどんな人になりたいのか?」を明確にすること。

その上で、一緒にいる人が
・自分を引き上げてくれる人なのか?
・ポジティブな思考を持っているのか?
・どんな価値観を持っているのか?
・可能性を信じてくれる人なのか?

このようなことを見つめ直す機会って大事だな、と思います。

それがないと、今の環境が自分の求めてるものと一致しているのか、違和感すら得られずに過ごしてしまいます。

私は環境の変化に注力したわけではないですが、結果として恵まれた場所にいられることになりました。
心地よさを感じつつ、全然ついていけない心地悪さも刺激として感じつつ。でも、それも含めて理想的だと思っています。


「今、あなたといちばん多くの時間を過ごす人を5人挙げてみてください」

今の私なら、5人じゃ収まらない数の仲間の顔が浮かぶし、「私が達成したいレベルを実現しつつ、そこからさらに一緒に頑張ろう、と言って引き上げてくれる人たちです」と自信を持って答えることができます。

もちろん、ウィトゲンシュタインズのみんなも!これからもみんなと切磋琢磨しながら高め合っていけたら嬉しいです。

ユコーン

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