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#3 博物館に初もうで

 お久しぶりです、たけうちです。そして、2024年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 2024年最初の美術館巡りは、厳密には美術館ではなく、東京国立博物館で毎年この時期に行われている展示の、「博物館に初もうで」に行ってきました。今回は展示の様子や、博物館の建築物としての面白みをお伝えしたいと思います。


 2024年元旦、年明けをなんとなく実感し、ぼおっと過ごしているうちに、今年の美術館初め(博物館初め?)は何にしようかなあと、ふと考えていました。意外と東京の美術館も年末年始開いているところは少ないんですよね、、おそらく無休で開いていたのは、森美術館くらいでしょうか。ですので、自然と候補が絞られて、森美術館か森アーツセンターギャラリーでお正月の日の入りでも見に行こうかなあと思っていた程度。美術館に絞って考えていたのですが、そんな時に「博物館に初もうで」を偶然目にし、1/2(火)に久しぶりに東京国立博物館(通称「東博」)に行ってきました。

▲伊藤若冲/松梅群鶏図屏風


 「初もうで」とだけあって、なんとも縁起のよさそうな作品たちばかり(笑)。また、今年は辰年でもあり、龍をモチーフとした絵・屏風・工芸品や、それに対する虎などの作品も多く展示してありました。個人的には後陽成天皇筆「龍虎二大字」がとても印象的で、堂々とした書体がいわゆる「宸筆」の重さを感じさせてくれました。(写真がうまく撮れず。。)


▲正面出入り口より、2Fに昇る階段から上を見上げる
▲同じく2Fに昇る階段中断から、正面出入り口を見下ろす
▲総合文化展

  また、久しぶりの東博ということで、建物の写真も少々。やはり何度見ても重厚感を感じるいい建築ですよね。常設展のような立ち位置である総合文化展も含め、館内には外国人の鑑賞者の方も多く、日本の文化事業が美術館・博物館を含め、もっと注目を浴びてくれればいいなと思いました。東博には、博物館敷地内にジャンルごとに分けられたいくつかの館(東洋館、平成館などなど)があるのですが、その規模ももっと大きくなってもいいですよね。ルーブルに対するポンピドゥーのような。


 今回も記事を見てくださりありがとうございました。展覧会初日という事もあり、博物館は多くの人でにぎわっていました。毎年恒例(?)のこの展示、来年も参加したいです。

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