見出し画像

3歳娘へのイラ立ちが、全て自分に返ってきてしんどくなっちゃった話


少し前ですが、Voicyで木下斉さんや大河内さんが、たまたまかもしれないんですが、立て続けに「子は親の言う通りには育たない、子は親のように育つ」って話をしていたんです。大河内さんはドンピシャその内容の放送もされてますね。

これが、まぁ耳の痛い話になっている今日このごろでして。
それを痛感し、しんどくなっちゃった話です。


子は親のように育つことの痛感

最近、3歳の長女さんに対して、イライラすることが多くて、しかもそれをうまく消化できずに娘にぶつけてしまうようになってました。

例えば、お風呂に入るよと言ってるのに「ちょっとまって〜」といいつつも全く動く気配がないとき。
もう保育園に行く時間なのに「いまおりょうり(おままごと)つくってるからさ〜」と言って、全然準備してくれないとき。
他にも、おもちゃや服をポイッと投げるとき。
やめてと何度も言っているのに、次女ちゃんの顔をベタベタ触るとき。

もうなんなの!?なんで!?とイライラして、
つい大きな声出しちゃって、娘のこと怖がらせちゃって。

そして、一拍おいて、ふと気付くんです。「あ、これ、私がやってるやつだ」と。

娘に本読んでと頼まれたとき「ちょっと待って」と言って、携帯触るのをやめない私。
ママいっしょに遊ぼうと言われても「今はお洗濯してるからね」と言って、断る私。
散らかった床をバタバタ片付けるとき、おもちゃやぬいぐるみを箱に投げ入れる私。
次女ちゃんの顔を「かわいいね〜きもちいいね〜」と言って、ぷにぷに触る私。

あぁ、まさに娘は親である私のように振る舞っているだけじゃないか。
そして、言うことを聞かせるために怒鳴る私を見て、娘も思い通りにいかないときに大声を出して泣くようになるんだ。

それに気付いて、たまらなくなります。
自分の嫌いな姿ばかりが娘から見えて(次女ちゃんを愛でているとか仕方ないものもあるけど)、自己嫌悪がぶくぶく深まって、もう本当にやめよう、やめたい、と思うのに、結局余裕がなくてまた娘の行動が気に食わないとイライラを制御できずに大声を出す。そしてまた自己嫌悪の沼にぶくぶく沈む。
その負のループに陥って、しんどくなっちゃいました。

自分の異常に気づく

そうは言っても、自分の状態はまだ余裕がある方だと思ってたんです。
日中には次女ちゃんと昼寝もしてて決して睡眠不足ではないし、家事だって夫も少しはやってくれるし、携帯ゲームやってる時間もあるし、何よりもっと大変なママさんは世の中にごまんといるし。

でも、違いました。もうとっくに、余裕はなくなってたんです。

ある日、保育園に送るとき、朝から散々大声出して、他の家の子にも若干引かれて、娘にも低テンションで「じゃぁね…」と言われて、あぁこれはヤバい、とようやく気づきました。

なんで怒鳴ってまで、娘を急かして保育園に連れて行ったんだろう。
別に娘がいつもと違って特別悪いことしたわけでもないのに。
育休中だから、別に朝から急がせる予定が後ろにあるわけでもないのに。

なんでこんなにイライラしてるんだろう。
なんでこんなに冷たい言葉かけをしてるんだろう。
今までもずっとこうだった?ううん、違う、そんなことはない。やっぱり最近の私、おかしい。
このままじゃいけない。娘が同じことするようになっちゃう。そんなの絶対に嫌だ。

ここまできて、ようやく、自分の異常を認識し、しんどい理由を分析するだけの落ち着きを取り戻しました。
そして、このノートを書いています。

しんどさの分析と対策

しんどさの最大の要因は「ひとり時間の欠如」です。ひとまず夫の協力を得て対策できました。
これについては、イライラの分析も含めて別途詳しくまとめています。


そしてもう一つは、まさに「娘の言動に自分の嫌いな部分をたくさん見つけてしまうから」でした。
でも、子が親のように育つと痛感したことで、このままではダメだと踏みとどまって、自分に向き合うきっかけにもなりました。

こちらは、対策と言っても、なんせ30年以上かけて身についちゃった行動様式なので、そう簡単に「自分の嫌いな部分を直す」ってことはできないんですが、少なくとも大声出して従わせるような部分だけは、ゼロにはできなくても、数を減らす努力をすると誓います。
何より、この先自分がそういう行動(=大声を出して従わせようとする)を頻繁にしだしたら、何らかのアラートである、ということを認識できたのは良かったです。

あとは、自分や夫の好きなところも見つけていこうと思いました。
子は親のように育つ、ならば、良いところだって同じようにあるはずです。
今はあんまり見えてこないですが…あるはず…!!←


親になって3年。
まだまだ知らない自分との出会いや気づきを重ねる日々です。

この記事が参加している募集

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?