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ナスは美味しい

子どものころ、ナスとか椎茸とかゴボウとかコンニャクとか、ひじきなど
大人っぽい食材が苦手でした。
小学生のとき給食に、ひじき煮とか、きんぴらごぼうなどが出てくると、
一切箸がつけられなくて(給食は箸じゃなく金属製の先割れスプーンだったような気がするけど)、「食べ切るまで、昼休みはナシじゃ」という居残り組にわたしは必ず入ってました。
大人になって、これらすべてを食べられるようになれ、よかったよかった。

最近、ナスのバター焼きにハマってます。
塩コショウもせず、油(わたしは、こめ油を使ってます)とバターで焼くだけのシンプルなもの(薄すぎず、厚すぎない輪切り)。
何もかけずに食べます。

若い頃は、ナスの肉挟み煮というような手間のかかるものを作ってましたが、今はもう面倒だし、味がついているものより、シンプルなほうがよく、最近は、焼きナス一辺倒でした。
その焼きナスを、味噌汁に入れたらおいしいのではないかと試してみたら、とろとろして香ばしくて美味しく、合ってました。
味噌汁に入れるためだけにわざわざ焼きナスを作るのは面倒なので、前の晩に多めに焼いておいたものをとっておいて、翌日の味噌汁に入れるのがいいです。

ナスのお好み焼き風も美味しいです。
輪切りにして両面焼いたものを、お皿に丸くなるように並べ、その上に、
お好みソースと青のりと鰹節をのっけただけのシンプルなものだけど(ナスの産地の人がこの料理をテレビで紹介しているのをずいぶん前に観たのです)。簡単なので、家にお客さんが来たときの、「もう一品」に付け加えるといいかもしれませんね。
ナスが苦手な子どもも、これなら食べられるかも(?)

ナスと麺といえば、パスタだと思うのですが、意外と「焼きそばの具」にも合うことを発見しました。

地味な存在のような気がしますが、ナスは万能ですよね。

料理好きでも得意でもない、食いしん坊の食レポでした。