冤罪事件に胸が痛む

やっていないことをやったと、濡れ衣を着せられることほど、辛いことはないのではないでしょうか。

冤罪事件をまとめてある本をずいぶん前に読んだことがあるけれど、袴田事件のこの証拠とされている衣類、ズボンが「袴田さんには穿けないぐらい、サイズが小さかった」という情報が書いてあったと記憶してるんだけど(上のヤフーニュースのコメントにも、そのことを書いている人がいました)、検察も報道も、そこには何故、ふれないの?


足利事件に関しても、無実の人が17年半も塀の中に閉じこめられた。
この方は、刑務所で壮絶なイジメに遭い、親の死に目にも会えず、
家族の人生も狂わされてしまった。Sさんが連行されていく映像を観たとき、「この人、犯人じゃないだろ」って思った。怯え切っていて気の毒だった。

帝銀事件の犯人とされている方も、冤罪なのではないかとわたしは思っているのですが(あの事件は「731」の関係者が関与しているのでは…という説があります)。

ずいぶん前だけど、映画『それでもボクはやってない』を観て、ゾッとしました。「この人痴漢です」と手を掴まれたらその時点で、やっていなくてもアウト。
取り調べで「やっていない」って頑張ると、21日だか23日ぐらい拘留されて、その後、ヘタしたら、裁判費用が1000万円ぐらいかかるケースもあるという(元裁判官の著書によると)。そして、やってなくても「やった」って言うと、釈放されるというのもなんだかモヤモヤする。諸々に疲れて、裁判費用もない人は、諦めて、やってないのに、やったと言ってしまう人もいるだろう。

本当にやっていないから潔白を証明しようと、被害を訴えている者に付いて、のこのこ警察に行ったら最後、拘留されるそうなので、
被害を訴えている者に、名刺や連絡先を渡して、警察には行かず、弁護士に相談するのがいいと、元裁判官の本に対処の仕方が書いてありました。
満員電車を日々利用する男性は、こういうこと知っておいたほうがいいかもしれませんね。
痴漢に遭った被害者はもちろん気の毒に思いますが、濡れ衣を着せられる人もとても気の毒です。それだけで、その後の人生を狂わせられることもあるでしょうから。

凶悪なレイプ犯がお咎めない場合もあったり、
司法もなんだかヘンだよ、日本。
取り調べにも問題があることも、よく指摘されていますね。
足利事件のSさんの手記によると、「やっただろ」「やっただろ」の一点張りみたいね。S氏のルポルタージュによると、真犯人の目星もついていたようなのに、泳がせていたみたいだし。

テレビで、小〇&竹〇を批判したU教授も、ミラー事件をでっち上げられたみたいですね。「チーム👁組」に歯向かう者は、社会的に抹殺されたり、
命を奪われることも。

冤罪ではなく、実際悪党だったろうけれど、オウム真理教の件は、
背後に色々いたみたいなのに、すべてを麻原に押し付けたんだろう。
西日本豪雨のどさくさに紛れて、13人の刑が執行された。
執行前夜には、豪雨の被害が出始めていたにもかかわらず、総理や法相含む、自民党の面々が、酒盛りをしていたことは一生忘れませんよ。
わたしは、あの豪雨で怖い思いをしましたからね。
片山某がツイッターにその様子を投稿して、非難ゴウゴウでした。
口封じのための執行ではないかと噂されてもいました。
あれからもう5年経ったのか。

「オウム真理教はスケープゴートだった」という説を初めて知ったとき、
驚いたけれど、情報を追っていくうちに、考えが変わった。
オウムの一連の事件があったのは、わたしが20代半ばだったころ。
独身で一人暮らしをしていたので、部屋に帰るとまずテレビを点けて、
ベッドに入ってからも、寝る寸前まで観続けていた。「こんな凶悪な人物、他にはいないだろう」と、あのころは思い込んでいたんだけれど、日本の闇について深堀りしていくと、麻原はまだかわいく思えてくるくらい、
あの教団の背後にいた者たちは、えげつない鬼畜野郎どもなのだ。


布団叩きのおばさんの件も、テレビが伝えていたこととは違う説があるので、ずっと気になっている。
被害者とされているほうが、某教団に入らないかと勧誘して断られたので、先に嫌がらせをしていて、おばさんはそれに反撃していたという説。
テレビが言うことをすべて鵜呑みにしてはいけないと気づいたきっかけになった件だった。

そして、STAP細胞の騒動、あれがわたしの目を醒ます、確定的な件になった。それまでわたしは「ねらー」だった。でも、あの騒動で、小保方さんへの誹謗中傷があまりにも酷く、こりゃ、誘導している工作員がおるな、って気づいて、2ちゃんねるを閲覧するのを卒業したのでありました。
あんなに叩かれても、「あります」と主張している姿を見て、本当にあるんだろうなと思ってました。後に、ドイツの研究チームが小保方さんのレシピを使って成功したという情報を見ました(ドイツ語わからないので、自分では確認してはいません)。
目障りな研究者に対して、最初持ち上げて、いきなり叩き潰すのが「👁組」のやり方だそうです。薬利権のある者たちには、彼女は目障りな研究者だったのでしょう。ほんとに気の毒です。

この手のことを書きはじめたら止まらなくなるので、このあたりで〆ます。

今、改革が進められているみたいなので、司法も変わっていくといいですが。