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【死産後の第3子妊娠⑤】想定外の妊娠をした同僚のヘビーな話を聞かされて

記事を書くのはとてもお久しぶりです。

私の日々のつぶやきに反応いただいた方、どうも有難うございます。
コメントも読ませていただいていますが、お返事できておらず申し訳ありません。

さて今回は、死産後の妊娠について話をしようと思います。
ヘビーな話になります。
そして私の個人的な意見を述べますので、どうぞ心の余裕のある方だけお読みください。

🌻🌻🌻

妊娠後期に入り、いよいよ産休に入る日程が近づいてきました。
産休前には引継ぎを済ませなくてはなりません。

私の部署は、5人しかおらず引継ぎ先がどの方になるかは直前になるまで決まりませんでした。
その矢先、他の同僚の妊娠が発覚

私とその同僚の出産予定日が近いので、ますます引継ぎ先が迷走。

結局、産休開始の2週間前に決定し、怒涛のように業務引継ぎが始まっています。

🌻🌻🌻
そんなある日、もう一人の妊婦と話す時間があったのですが、妊娠については、前向きに捉えていない発言をするのです。

「どうして?」と言うようなことを私が言ったところ「この妊娠は事故だからおろそうと思ったんだよね」と割とフランクな感じで答えが返ってきました。

私は衝撃的過ぎて絶句・・・。

その方は、結婚されています。
お子さんが複数人います。
でも「今回の子は育てられない」と言うのです。
旦那さんにも「おろしてほしい」とお願いされたそう。

私はその話を聞いて、涙が出てきました

だって、私自身は望んで妊娠しています。
第2子は、望んで妊娠したけれど元気に生まれてくることができませんでした。
それがツラくて悲しくて、絶望を味わいました。

しばらくしてから今の子を妊娠して、超初期からとても心配で。
何があってもおかしくないから、「無事に育ってほしい」と思う反面、仕事中はなるべくお腹の子のことを考えないようにしていました。考えすぎると不安で気が狂いそうになるからです。

一方で、同僚は望まない妊娠。
きっと流産や死産の経験はなく、複数の元気な子どもを育てています。

私が死産したときは、自分のことのように悲しんで励ましてくれましたが、それもしょせん他人事だったのでしょう。

いま私の前で、いかに望んでいない妊娠なのか、高齢でリスクがあるから検査をして、健常児ではなければおろそうとしていたという話を平気でしてきます。そしてその検査自体が安定期を過ぎてからなので、中絶するとしたら死産になるとも口にしていました。

それを望まない死産経験のある私の前でするのです。

心の底から、聞きたくない話だと思いました。

家庭それぞれに事情はあるのは分かります。
話をして良い相手かどうかの判断もできないくらいの大きな悩みだったのかもしれません。

ただ、私は受け止めきれませんでした。
自分のことしか考えていないと感じたからです。

そもそも妊娠を望んでいないなら、それ相応の対処法があったはず。
もし妊娠したのなら、命を消す以外の方法をもって責任を取ってほしいとも。私の個人的な考えですが。

そして何より許せなかったのが、「おろしたら私の体が傷つく」と言ったことです。間違いではありません。
でもそれ以前に、生まれてこようとしてくる赤ちゃんを消してしまう申し訳なさは無いのかと。

それをそのまま伝えることはできないので、冷静を保ちつつ、「私は望んで妊娠していること、いまの赤ちゃんが生まれてくることがとても楽しみなこと、死産した時に味わった悲しみがあるから」などをサラリと伝えました。
相手は「ごめんね」と言っていましたが、どこまで真意が伝わったかは分かりません。

🌻🌻🌻
望まれない命と望まれた命。
同じ命でも差があるんですね…。
🌻🌻🌻

今回、ここで吐き出させてもらったので、自分の心の整理がつきました。
私は、同僚の赤ちゃんを救ってあげるなんてことはできません。
でも自分の赤ちゃんを守ることはできます。
精いっぱいの愛を注いで、元気に生まれてくることを待とうと思います。

🌻🌻🌻
ご覧いただきありがとうございます。
Have a good day!
では、また明日♪

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