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#39 実家ミッション

こんにちは。
再び実家にまつわるお話。

母は喜寿(77才)です。
#35でも触れましたが、骨粗しょう症のせいで背が縮みました。(身長が縮む、というのが発症の兆しのわかりやすいサインのようです。)また半年前に圧迫骨折もやってしまったので、相当動けなくなっているのではないかと心配しました。
しかし三年半ぶりの母は腕の上げ下げによる腰の突っ張り感はあるにしろ、立ったり座ったりにはほぼ支障がなく、一安心しました。

基本的な家事や掃除はできていたのですが、いかんせん高いところは不得手なようです。腰を伸ばして上を見上げる行為自体が出来にくくなっているのです。それに気づいたのが、お風呂掃除。私たちが来る前に「掃除しっかりしたよ!」と母。ほんのり漂白剤の香りの残るお風呂を見たところ、腰から下は◎、カビ一つありません。ですが腰から上を見上げると壁や天井に徐々に表れる黒っぽい点々。よく見ると埃の塊?、カビの始まり?の様子。滞在三日目に晴天となったので、お風呂壁掃除をいたしました。

また、家の中での高いところと言えば台所の換気扇です。ここに関しては、もう母は戦意喪失、私の帰郷を待ち望んでおります。はい、換気扇掃除に滞在4日目で挑みます。前回の換気扇掃除はもちろん三年半前。こびりついた換気扇の掃除に午前中いっぱいかかりました。
母も若ければ脚立を出して掃除しているところですが、今や高いところに上らせる方が危ないですからね。#14で書きましたが、私、掃除が嫌いなのです。ですが、実家における掃除は親孝行と言い聞かせてやっています。

実家に帰って取り立ててイベントを仕込んでいたり、観光したりすることはありません。母親に孫の顔を見せることが最大の親孝行と思っているので、子を連れて帰ることで一つ、ミッション完了。それに実家の掃除で二つ目のミッション、遂行完了です。

おいしいご飯を食べさせてもらえて、のんびり過ごせるはずの実家滞在ですが、ちょこまかと掃除をしているので何となく疲れも携えてこちらに戻ってくるのです。そろそろ実家の不用品の整頓も視野に入れておきたい時期に入ってきています。そういう意味でも、もっと頻繁に帰省したいものです。

ではでは。

お読みくださりありがとうございます。



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