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公衆電話 1992

家出て、左へ少し、右2曲がり真っ直ぐ、
公園の入口のいつもの場所

受話器を持って、ボタンをプッシュ
数十分間…

帰路につき、
結局、受話器に発声練習。
何度目かな。

カードはかすれ、でも、新品。
されど、時間は進む。

花は咲けども、いつか、はかなく散るもの、
咲かずに終わるより、パッと散っても
明日は必ず、迎えてくれます。(泣)

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