お題

#ほろ酔い文学

お酒をテーマにした小説やマンガなどの、創作作品を投稿してください!

急上昇の記事一覧

俳家の酒 其の五「男山」

「大将、よく知っているね。」 「なに、うけうりだよ。」  あいつの言っていることだから信憑性は保証しないと前置きし、「俳句」の名称自体は既に松尾芭蕉の時代に存在していたことを教えてくれた。それは、川柳につながる前句附にも適用。滑稽を表す「俳」の意味を考えた場合、 「川柳こそが正当俳句と呼ぶにふさわしいのかもしれない」 と笑いつつ・・・。  川柳は、江戸時代中期に活躍した柄井川柳の個人名を冠するジャンルだ。俳句と同じく俳諧の流れを汲むが、俳句が発句から進化したのに対し、川柳は

スキ
37

それなりの山を越えてきた

彼に、就活で苦労した話や入社してから正社員になって役職者に就くまでの話しをしたんですね。そうしたら『すごい頑張りましたね。苦労人なんですね』って言われて。 いままでこんな苦労話をしてもそう言ってくれる人がいなかったから、嬉しかったのと何だかびっくりしちゃって。 苦労したけどその先の結末は全て良い結果だったから結果オーライ!ということを伝えたら笑っていて。私そんなに苦労してなさそう?って聞いたら、そんなことはないけど、自分はずっと地元にいて友達もずっと地元にいる子ばっかだし

スキ
33

ショートショート:ラムネ炭酸寝顔

恋人はお酒が飲めない。 でも飲みに行くのが好きだ。 アルコールがなくても、雰囲気で酔えるんだって。 恋人は陽気だ。 恋人はお酒が飲めない。 でもいろんな人と食事に行く。 アルコールがなくても、腹割って話せる友だちがたくさんいるんだって。 恋人は素直だ。 恋人はお酒が飲めない。 でもおつまみを作るのが上手。 僕のために…、ではなく、美味しいものは何でも好きなんだって。 恋人は器用だ。 恋人はお酒が飲めない。 でも、 でも…。 「ねえ、重いんだけど」 「んー?軽いの間違い

スキ
27

未熟な僕が描く点線

サイドミラーの中 静かな分離帯で転倒するジプシーの女の子を見た 他の景色と一緒に 時速 七十四キロメートルで吹っ飛んでいった 僕は どうしようもなく独りだと 悲しくなったんだけれど… そう云えば 食パンを一斤 買いに来ていたんだった あヽそうか 僕は幸せなんだ

スキ
27

花冠

シロツメの 花冠を 編む キミに 小鳥も ささやく 花残月 photo & words by なおみ *朗読バージョンはこちらです🌸

スキ
80

短編小説「真贋」④

第四章 埼玉県警の海野は、過日の記者会見を無事くぐり抜けたこともあり、また犯人検挙率の高さから、縁遠かった本部に異動になり、階級も警視になっていた。 昇任試験を受けた契機になったのは、あの記者会見だった。事件の当事者でもない記者達からの質問に返答しているうちに、現場の捜査に集中するには階級を上げるしかないと考えた。 警察組織は縦社会であり、自分のやりたいことをやるには偉くなるしかない。 あの記者会見から十数年経過しているが、海野の眼光の鋭さと鍛え抜かれた肉体は健在であ

スキ
8

225回目の配信は『花冠』という短歌をゆるふわ朗読いたしました〜😊✨ https://stand.fm/episodes/6630e7f45120d855156270a3 https://note.com/le_bouquet_style/n/naede789f0b65

スキ
56

サントリー ジガーバー

1980年代、全国に「サントリー ジガーバー」が沢山ありましたが、大分にもありました。 いつものメンバーでの、飲み会は一次会に、「居酒屋」でお腹を満たし、次に行くところが「サントリー ジガーバー」でした。 ワンショットバーで、ドリンクを一杯飲む度に前金で払うシステムです。 ちょっと“せんべろ”っぽい感じですよね❗️ そこで、一杯のお酒で業界の友達らと、仕事とは関係ない事で、夜遅くまで語り合っていました。懐かしいです。 そこで、私は『カクテル』を覚えました。行くたびに、少し

スキ
27

いつもそばに君がいた

#ショートショート #掌握 #ほろ酔い文学 最近になり、お酒の種類が多岐多様となってきた昨今。 少し前までは、アルコール9%というストロング系が流行っていたが、健康志向の高まりにより、今では微アルコールと呼ばれるものやノンアルコール系が随分増えたように感じる。 ストロング系は一気におさらばといったところかな。 だが私は、相変わらずビール一筋だ。 私の父も大好きで、よくグラスを冷凍庫で冷やすように言われていた私は、父の言う通りにすると、お礼だといって手渡してくれたスルメ

スキ
7

エッセイ「かく語りき、一片のパン〜 MIHO MESEUMを訪ねて」

〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜 先日、GW休みと言うこともあり、旧来の仕事仲間と久しぶりに飲みに行きました。 そんな折、お互いに齢50歳を越えると健康についての話題も少なくはないです。 今回のエッセイは、食べ物について語ります。 ・ ・ ・ ・ 「ソフトオリーブパン」 滋賀県の信楽は山奥に佇む美術館 "MIHO MESEUM" ここのレセプション棟でこのパンとの出会いがありました。 その白いパンはふうわりと柔らかくて 千切ったパンをそっと口に運ん

スキ
57

「ステンドグラス」

今日もnote・詩、ブログを読んで いただきましてありがとうございました。 カウンセリングを受けたいかたは 稲垣美和のFacebook、一言メッセージくださると予約がとれます。Facebookアカウント↓ facebook.com/miwa.Inagaki8/ pixivファンボックス始めました。 フォローしていただけると嬉しいです。 <お知らせ> 今回は、医学教育と医療の地域格差について、東京大学医学部卒業の北村聖先生のとても大切なお話をnote、pixiv fan

スキ
18

自由の中には、不自由があって 不自由の中にしか、自由はない。

スキ
1

落花

泣かないで 少女の私 いつまでも 私が ギュっと  抱きしめてるから photo & words by なおみ *朗読バージョンはこちらです🌸

スキ
64

風に舞ふ

風に舞ふ 花びら ひらり 春の宵 photo & words by なおみ *朗読バージョンはこちらです🌸

スキ
71

変な俳句思いついた!

どの曲も 2番が1番 十八番です

スキ
2

善と悪 (詩)

善も悪も 太古の昔から刷り込まれてきた価値観だとしたら 否応なく、それが正しいと信じてるけど もしかしたら思い込みかもしれない もし、地球以外の星に知的生命体がいるとしたら そこでは地球の価値観とは真逆で 善が悪、悪が善 ということも考えられる 何とも恐ろしい仮定だが

スキ
89

【#3行日記】 追憶

知らなかったはずの匂いが不意に鼻をかすめ わたしは突然「懐かしさ」の惑星に飛んだ あの美しい都だけを置き去りに

スキ
5

221回目の配信は昨夜詠んだ『散りゆく桜とお月さま』という短歌をゆるふわ朗読いたしました〜😊🌸 https://stand.fm/episodes/6624f19ce46c9a1b3715c334 https://note.com/le_bouquet_style/n/na703d7e3ba4e

スキ
52

未熟な僕が描く点線

ねぇ この世界に 運命があるとして それは つまり こう云うことだろう 僕と君は まるで… まるで漫画の様な まるでドラマの様な まるで舞台劇の様な まるで映画の様な まるで民謡の様な まるで小説の様な そんなエトセトラ

スキ
21

もしも生まれ変わるなら空気清浄機

寝れないことに焦燥感を覚えても寝れないものは寝れないから寝れないことを受け入れて明日を迎える準備をしたら明日が楽になると聞いた。 大抵寝れない日は心がザワザワしている。 その原因として考え事が大半を占める。 連絡をとっていたが急に途絶えた人から連絡が来るとこう言う状態に陥る。 なんで?今更?よくわからない。 ただ、騒つくと言うことはその人との関係を良好にしたい。まだ関係を切りたくない。そう思っているのだろう。 一種の依存だと捉える。 依存は惨めだ。 その依存で気

スキ
4