きみょ

高校三年生の記録。現代文は苦手です

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十二月二十一日

高校三年生になってから事あるごとに"最後"という言葉を聞いてきたが、私は『そうなんだ』くらいにしか思っていなかった。きっとみんなと毎日居れることが当たり前であったから、実感が湧かなかったのだろう。何か新しいことをする訳でもなく、ただ時間が過ぎるのを待つだけ。 自分の思いとは裏腹に、ポッと蝋燭に火が灯ったような感覚で、私の高校生活最後の冬休みがスタートした。 大学受験をする高校三年生の最後の冬休みといえば、一日のほとんどを机の前で過ごす。私の周りの子も一月十三日、十四日に共

    • 暑い日が続く…

      今年は特に暑い日が続き、私のやる気を損わせていた。しかし、受験生であるから手を休めない。 今年の夏は休みがなかった。皮肉な事に、中学三年生の弟は最後の夏休みを楽しんでいる。もちろん、大学受験であるから休みがないのは当たり前なことだ。しかし、こんなにも忙しいだなんて想像もしていなかかったため、よく体調を崩した。 そんなとき、よく飲んでいたのは母のレモネード。皮ごと入れるため少し苦かったが、自然と元気が出てくる。そんな味だった。 七月下旬。 夏休みが始まった。毎日学校に来て

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    十二月二十一日